医学部志望者のための小論文対策LINE@

医学部を受験する受験生のみなさんの中に、一抹の不安としてあるもの。それは小論文。

学科の対策に必死で、なかなか小論文対策のための時間ってとれないよね。

そんなみなさんに朗報です!

国語が大事ドットコムでは、医学部志望者のみんなのために専用LINEを開設しましたーー☆

友だち追加

MEMO
今回新たに開設したLINE@のアカウントは、情報配信限定のアカウントです。したがってこのLINEに対して返信することはできません。

また、登録しても、みなさんのアカウント情報は私には分からないし、他の登録者にアカウント情報が見られることはありませんのでご安心ください。

すでに「国語が大事ドットコム」のLINEに登録してくれている人も、新たに「友だち追加」が必要です。

うえの

医学部小論文で問われること

必要なのは知識ではない

医学部の小論文を書く上で、医療の専門的な知識が必要だと思っている人は多いんですが、それは違います

違うと言うと語弊があるな。もちろんあった方がベター。

ただ、医学部で課される小論文の試験は、受験生に医療の知識を聞いているのではないんです。

それは医学部に入学してから勉強すること。

受験生さん

じゃあ何を聞いてるんですか??

それは、

  1. 医師としての適性
  2. ①を文章で適確に表現できるか

この2つ。

医師としての適性って?

「医師としての適性」。受験生のみなさんにとっては非常に聞きなれた言葉かと思います。

受験生くん

医師としての適性って、性格ってことですか?

そうなんですよね、適性って意味するところが広すぎる。もちろん性格も適性の一つです。

でもそれだけだと、やる気がある、とか前向き、とかそんな話になってしまう。

当然のことながら、小論文で聞いているのはそんなことではありません

受験生さん

知識でもない、性格でもなければ、小論文って一体何が求められてるんですか?

ちょっとここで、この「医師としての適性」っていう言葉を具体的に掘り下げて説明したいと思います。

大きく分けて、次の5点。

  • 医療の問題に関心があるか
  • その問題を解決するための提案ができるか
  • 医師として、患者のために貢献しようとする姿勢はあるか
  • 冷静かつ客観的な判断能力を有してるか
  • 論理的な思考能力があるか

つまり、

設問から問題点を見つけ、それに対して患者にとってベストになるような解決方法を、論理的にわかりやすく書く

という力が求められているんです。

先日こんな記事がネットで話題になっていました。

西日本新聞(2018年7月29日)

以下、当該記事からの抜粋です。

「余命1年もないと医師に宣告されながら、5年たっても生きています」。難治性血液がんの成人T細胞白血病(ATL)と診断された男性から、特命取材班に悲痛な声が届いた。死を受け入れ、仕事や財産などの整理も済ませたという。「何も手元に残していない。どう生きていけば…」。そもそも余命宣告とは-。

声を寄せてくれたのは、福岡県久留米市の笠井駿さん(71)。自宅を訪ねると、日記帳をめくりながら経過を説明してくれた。

2013年1月、顔と上半身に紅斑が現れた。同県内の病院に検査入院し、ATLと診断された。体内にウイルスHTLV1があることは知っていたという。

ATLは主に母乳を介して感染するHTLV1が原因。保有して必ず発症するわけではないが、発症すると免疫機能が低下したり、リンパ節が腫れたりする。根治が難しく、「発症後の平均生存期間は半年から1年と短い」という研究成果もある。

笠井さんは「医師から『次の誕生日は120パーセント迎えられない』と説明を受けた」と言う。取引先にあいさつして回り、経営する設計企画事務所を閉じた。財産は売却したり、子どもに譲ったりしたほか、親族には別れの手紙を書いた。ホスピスにも一時入所した。

診断から5年。体に痛みがあり通院しているものの、「死」が訪れる気配は感じていない。抗がん剤治療の影響で歩行が難しくなり、車の運転もできなくなった。生きていることは喜ばしいことだが、「ATLというのは誤診だったのでは。納得できない」と憤る。

笠井さんによると、双方の代理人弁護士がやりとりした書面の中で病院側は「次の誕生日は120パーセント迎えられない」との発言を否定。「診断に誤りはなく、治療が奏功して症状が改善した」などと説明しているという。病院側は本紙取材に「コメントを控えさせてもらう」とした。

けっこう、色んなサイトで話題になっているのを目にしたよ。人それぞれ色々と思う所がありそうなお話。

さて、この記事を読んであなたならどんな小論文を書きますか?

まずはテーマを設定する

患者がかわいそう、医師は悪くない、などそんな話をメインに持って来ると単なる感情論になってしまいます。

小論文はあくまで、客観性と論理性が重要。真っ先にすべきことは、あなたが何について述べるのかを小論文の冒頭で明確に示すこと。テーマの設定です。

ちなみに私なら、医師が余命宣告を行うことの是非をテーマに設定するな。

うえの

書き出しとしてはこんな感じ。

回復の見込みがない患者に対して、医師が、いわゆる「余命」を宣告することについてであるが、私はこのこと自体には賛成である。なぜなら、告知によって患者は残された時間を有意義に過ごすことができるからだ。

次は問題を見つけ出そう

テーマを設定したら、具体的事例に沿って問題点を見つけ出すことが大事です。

では、この記事のケースの問題点って一体何でしょうか?さぁ、考えてみよう。

  • 余命宣告が現実とはかけ離れていた
  • 患者が仕事や財産を整理してしまったため、経済的に困窮している
  • 医師が「120パーセント」という極めて断定的な言い方をしている
  • 医師が上記の発言を認めていない
  • 患者が、告知された内容に対して誤診だったのではないかという不信感を持っている
  • 医師および病院側は誤診ではなかったと言っている

ざっと挙げただけでも、これくらいの問題点が見つけられます。

問題点を見つけたら、解決しよう!

問題を提起したらそれを解決するのがセオリー。

例えば、こんな感じ。

記事によると、医師は患者に対して「次の誕生日は120パーセント迎えられない」と発言したということであるが、この発言は不適切であったと考える。なぜなら、医療的見地から見て回復する確率が低くても、患者が死亡するまでの日数には個人差があるからだ。加えて、患者にとって、余命を宣告されることがどれほど精神的に辛いものであるかは容易に想像がつく。

 

患者の予後が厳しいものである場合、残された時間がどれくらいであるのかは、もちろん患者にとっても必要な情報である。しかし医師は、それを伝える際に患者の精神状態を推し量った上で、言葉遣いにも十分に配慮しなければならない。また、余命には個人差があり、必ずしも絶対的なものではないという補足も必要である。

解決策は、あくまでも医師としての立場になって、患者のプラスになるかどうかで考えることが大事だよ。

結局大事なのは…

テーマの選定と問題提起です。それさえうまく書けたら、小論文はほぼ合格基準をクリアできる。

また、小論文においては、具体性というものが極めて重要です。

例えば、小論文の設問が、こんな風にテーマ型だった場合。

医師が余命宣告を行うことについて、あなたの意見を600字以内で述べなさい。

設問がテーマ型の場合、とにかく答案が抽象的になりやすいんです。そういう時も、この新聞記事を読んでればこんな風に書くことができます。

回復の見込みがない患者に対して、医師が、いわゆる「余命」を宣告することについてであるが、私はこのこと自体には賛成である。なぜなら、告知によって、患者は残された時間を有意義に過ごすことができるからだ。ただしその告知は、患者の精神状態に対する十分な配慮をもってされなければならない。

 

先日、新聞で次のようなケースが問題になっているという記事を読んだ。ある患者が白血病で余命1年であり、医師から「次の誕生日は120パーセント迎えられない」という告知を受けた。そのため患者は仕事や財産を整理したが、告知から5年を経過しても生存しており、経済的に困窮している、というものである。

 

このケースの場合、医師が患者に対して言った「次の誕生日は120パーセント迎えられない」という言葉が最大の問題であったと考える。患者にとって、余命を宣告されることがどれほど精神的に辛いものであるかは容易に想像がつく。また、医療的見地から見て回復する確率が極めて低くても、患者が死亡するまでの日数には個人差があるはずだ。

 

患者の予後が厳しいものである場合、残された時間がどれくらいであるのかは、もちろん患者にとっても必要な情報だ。しかし医師は、それを伝える際に患者の精神状態を推し量った上で、言葉遣いにも十分に配慮しなければならない。加えて余命には個人差があり、必ずしも絶対的なものではないということも伝えるべきである。

そもそもですよ、抽象論だけでは字数が埋められないんです!!!

みんなの小論文の問題は、ずばりこの2つ。

  1. テーマが設定できていない
  2. 問題の提示ができていないor具体性がない

  • 課題文を読んで、テーマを設定できましたか?なんとなく記事を読んだ主観的な感想から書き始めていませんか?
  • 思いつくまま箇条書きにして、字数が足りなくてとりあえず埋める、なんてことしてませんか?

思わずドキッとしたあなたは…

医学部志望者限定LINEに登録しよう!

国語が大事ドットコムでは、この度、医学部志望者のための小論文対策用LINEを新たに開設しました☆

このLINEでは、登録者限定で以下の情報をお届けします。

  • 医学部小論文の頻出テーマ
  • 答案文中でテーマや具体例の題材にするのに適した新聞記事など
  • おすすめの本

最初にも言ったけど、医学部の小論文って医学の知識を聞いているんじゃないんです。

医療に対する関心の強さが見られているんです。それを主観(性格・感情)ではなく、論理的に客観的に説明しないといけない。

そのためには、とにかく頻出のテーマと、具体的な事例にあげられるようなネタを貯めることが大切。

受験生くん

それってどうやったら貯められるんですか?
  • 新聞を読む
  • テレビのニュースやドキュメンタリーを見る
  • 医療系の本を読む

受験生さん

そんな時間ないんですけど…。

ですよね。そう、情報って集めるのに時間がかかるねん。それにどういうものが小論文の題材になるのかっていうのも判断が難しいと思います。

そこで、私が医学部の小論文に頻出のテーマや、小論文の題材にしやすそうなネタを厳選し、LINE登録者の方限定で配信していくことにしました。

友だち追加

LINEで配信すれば、

  1. スマホでいつでもどこでも簡単にチェックできる
  2. 履歴が残るから、その都度見られなくても、後で空いた時間やそれこそ入試の直前期なんかに確認してもらえる

そう思って、新たに専用アカウントを開設するに至りました。

情報の配信は2018年9月からスタートする予定です。「友だち追加」した日より前の情報は見られないので、なるべく早く登録しておいてね。

友だち追加

MEMO
このLINEは私から医学部小論文の情報を配信するためだけのものです。登録しても、みなさんのアカウント情報は私には分からないし、他の登録者にアカウント情報が見られることはありませんのでご安心ください。

あと、最初にも言いましたがこのアカウントは、すでにある質問・相談用のLINEとは別のアカウントです。

そちらに登録してくれている人も、新たに追加登録していただく必要があるよ。

うえの

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です