いよいよ11月になりました。11月の勉強内容はコチラで確認してください。
[kanrenc id=”2587″]気温が一気に低くなって冬の訪れを感じますが、みんな風邪引かないように気を付けてね。では今週の勉強内容です。
必須課題
- センター試験の過去問演習1年分
- 『読んで見て覚える重要古文単語315』(桐原書店)敬語の章
- 『古文上達 基礎編-読解と演習45』(Z会)の28~30
①センター試験の過去問
一週間に一年分と言っていますが、もし他の教科の勉強で手が回らないようであれば、現代文・古文・漢文のうちのどれかだけでもかまいません。
とにかく、全く国語にふれないという週がないようにしてほしい。自分が特に苦手な分野があるなら、それを集中的に解いてOK。
今はひたすら解きまくるというより、やり直しに時間をかけて、丁寧に解きすすめて行こう。現代文は選択肢の間違い直し、古文・漢文は本文の読み直しを重点的に。
過去問演習については、こちらの記事に詳しくまとめているので、見てね。
[kanrenc id=”1723″]最低でも10年分は解いてほしいけど、多ければ多い方がいいのは当然のこと。特に学校で過去問演習の機会がない人は、絶対に自分で時間を作って解いて行ってください。
②古文単語
今週は敬語の章です。敬語は現代語訳出系の問題でも、主語を正しく補足するためにもとっても重要です。
あ、文法問題で出題される可能性もあるよ。種類(尊敬か謙譲か丁寧か)と意味をしっかり覚えておこう。
③『古文上達 基礎編-読解と演習45』(Z会)
この問題集はすでに2周目のサイクルに入っています。今週は28~30です。
プラスα課題
①マーク式基礎問題集‐現代文
8月までの毎週の勉強内容に組み込んであった内容なので、もう終わった人も多いと思いますが、まだの人・途中の人はぜひ。
現代文の演習に関しては、過去問でもちろんOKなんだけど、現代文が特に苦手という人には、演習量を強化する目的で、この問題集をおすすめします。
うえの
②古典文法
さすがにこの時期になると古典文法も固まっていると思いたいのですが、やはりそうとも言えない人がいるのも事実。
さすがにイチから古典文法をやってる場合じゃないと思うけど、自分があやふやだなって思った部分は、『ステップアップノート』や動画で確認しておくこと。
うえの
古典文法の動画授業はこちらから
[kanrenc id=”508″]③『ステップアップノート10-漢文句形ドリルと演習』(河合出版)
漢文句形については、過去問演習の際に出てきたものを確認していくという形が一番効率的だと思います。
例えばその時出てきた句形が「部分否定」なんだったら、ついでに他の部分否定も見直しておく、っていう風に勉強していくのがおススメ。
そのためには、1冊漢文句形を体系的にまとめてくれている教材は手元にあった方がいい。
うえの
今週の雑談
思い起こせば、数カ月前。突如として日韓関係に緊張が走り、韓国では反日運動が激化。
月に数回ボランティアで、外国人観光客の方に観光案内をしているのですが、日本を訪れる韓国人もいなくなって、韓国語担当の私はすっかり出番がなくなってしまいました。
そんな中見つけた超激安の航空券。なんと往復7000円なり。気が付いたらポチってしてた。
若干の不安はあったものの、あえてこんな時期だからこそあえて行ってみようと韓国第二の都市、プサンに行ってきたよ。
到着後、ホテルに荷物を置いてすぐにやって来たのがこのお店。
プサンに来たら必ず立ち寄るお店です。プサンは海に接しているので海産物が有名なんだけど、このお店は「ナクチポックン」っていうタコの炒め煮?料理の専門店。
ご飯時は待たないといけないことが多い人気店なんだけど、謎に24時間営業なので、ピークを外せば大丈夫。私はいつも、エビを加えたメニューをオーダーします。
辛そうに見えるやろ?
めっちゃ辛いねん。辛さ控えめにして、めっちゃ辛い。レギュラーとか辛めにしたらどうなるんやろ?ほんま恐るべし。
でもね、これが病みつきになるんですよ。プサンに行ったら絶対に外せない。お店の名前は「ケミチプ」といいます。
腹ごしらえをした後は友だちに頼まれた本を買いに、本屋さんへ。
日本に住んでる韓国人の友達がTOEICを受けるらしく、その対策本を買って来てほしいと頼まれたんです。
場所が分からず、ウロウロしてたら日本語で現地の方が話しかけてくれて、行き方を教えてくれた!!めっちゃ優しい。
すると見つけたこちらのコーナー。
みんな「おしりたんてい」って知ってる?お尻が顔になってる探偵が、色んな難事件を解決していく日本のちびっ子に人気の絵本シリーズなんです。ちなみに口癖は「ふーむ、においますね」。
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で、この「おしりたんてい」のグッズと絵本が所狭しと並べられたコーナーがどーーーん!
あれ、日本製品って撤収されて市場に出回ってないんじゃないの??「おしりたんてい」とハングルのコラボがとってもシュールです。
あと、こんなコーナーもありました。
韓国の方が日本語を勉強するためのテキスト。パラパラと立ち読みすると結構おもしろい。
続いてやって来たのがこちら「タルマジコゲ」。「月見峠」なんていう美しい日本語訳もあります。
まぁ、何と言いますか特段何もない展望台なんですけど、プサンと言えば海。私がプサンに来るときっていっつも大雨で、プサンの海を見たことがなかったからとりあえず1回は見ておこうって思ってやって来たけど、ここ一人で来るとこちゃうな。
ボーっとしてたら色んな人に話しかけられた。写真を撮ってほしいとか、犬を撫でてやってくれ(何で?)、とか。でも日本の台風のこととか心配してくれて、うれしかったな。
展望台近くの、海が見える素敵なカフェ。
そうそう、韓国には「五味子(オミジャ)茶」っていうお茶があって、伝統的な韓国茶屋に行くと必ずおいてるんだけど、私これが結構好きなのね。
で、この日もその五味子茶を飲んでたんだけど、店員さんが「甘いですか?苦いですか?」って聞いてきたの。
五味子茶って甘い梅っぽい味やねんな。だから「甘酸っぱいです」って言ったら、定員さん、めっちゃ笑顔で「よかったですね、お客様は健康です」って言うねん。
どういう意味やろうって思って聞いたら、五味子茶って、飲む人の健康状態によって味が変わるんだって。だから「五味子茶」というのだとか。
健康な人が飲むと甘酸っぱく、お疲れ気味の人が飲むと苦く感じるのだとか。
へぇ〜、何回も飲んだことはあったけど知らんかったー。とりあえず健康みたいなので何より!
この日の夕食は、日本でも比較的有名な韓国料理、スンドゥブ・チゲ。お豆腐が入った鍋料理です。
スンドゥブ・チゲのお店はたくさんあって、けっこうお店によって味が違います。私のお気に入りは「マシインヌン・スンドゥブ」と言って、日本語でいうと「おいしいスンドゥブ」っていうお店。
味はもちろんおいしいんだけど、驚くべきはそのお値段!6種類ある小鉢のおかずはおかわり自由で750円!!
もう1つのお気に入りのお店に至っては500円やからな。スンドゥブ・チゲは俄然、韓国の方がおいしい。
夜の繁華街。よく韓国の治安について聞かれるけど、これまで20回以上韓国に旅行に来て、私自身は怖い思いをしたことは1度もない。もちろん深夜を過ぎて外を歩き回るようなことはしないけど、日付を超えない範囲では少なくとも心配はいらないと思う。人の少ない道頓堀のような感じかな。
そうそう、韓国では日本より早くタピオカブームが来ていたのですが、日本に比べると全然混んでいません。
ほら、ゴンチャもこの通り、誰も並んでない。それにしてもタピオカって頼むの難しいな。
この日は運よく、大浴場付きの日系ホテルを激安で予約できたので、お風呂で疲れを癒し、ぐっすり眠ることができました。
翌朝、一番にやって来たのがこちらのお店。このお店もプサンに来ると必ず立ち寄るお店なんです。カルグクスっていう韓国風うどんの専門店。
春菊とおだしがよく合って、本当においしい。見た目をほど刺激はなくて、むしろ優しい味。ただボリュームはけっこうあります。
てか、ほんま韓国の人ってよう食べるわ。あと、食べるのが早い!めっちゃ熱くて辛いものでも、すぐ食べ終わる。
ここのお店のおじさんもけっこうフレンドリーで、ラグビーワールドカップで日本がベスト8進出したこと知ってはった。韓国人の選手がいるからかな?
朝ごはんの後は、買い物へ。韓国ってスニーカーが日本より安く買えるから、見に行ったんだけどサイズが合わなくて断念し、事前調査したタピオカ店へ。
なんか今って、タピオカは紅茶じゃなくて、黒糖ミルクっていうのが流行ってるの?どこのお店も黒糖ミルクを前面に押し出してたんだけど…。もちろんおいしかったけど、阪急うめだ駅の2階にある「コンマ」ってお店の方がおいしい。
日本に帰る前の最後の食事はサムゲタン。サムゲタンは韓国でもちょっとご馳走扱いのようで、お値段はどのお店も少し高めです。それでも1500円くらいやけどね。
サムゲタンはどこで食べてもけっこうおいしい。お腹もいっぱいになって満足満足。いつものごとく、スーツケースを駆け足で引っ張って空港に向かうことになりました。
あれ?昨今の日韓関係について考察するはずが、ただのあばれ食いレポートになってしまった…。
ただ、今回の旅行では心配していたようなことは1つも起こらず、むしろいつも以上に韓国の人たちの優しさ・フレンドリーさを感じた旅でした。
特に、たまたまお話しした人が台風の心配をしてくれたことと、こちらから聞いたわけでもないのに、わざわざ声をかけてくれて日本語で道案内してもらったこと、韓国の本屋さんにたくさん日本語を勉強するためのテキストがあっ(て、しかも平積みコーナーになって)たことがうれしく印象に残りました。
私にとっては一番身近な外国、それが韓国。一番たくさん訪れた国だし、それなりに言葉も話せるようになりました。大切な友達もいます。
なかなか解決の難しそうな問題もたくさんあるけれど、また韓国の人がたくさん遊びに来てくれる日が戻ってくるといいな。