共通テストまでのカウントダウン㉒うえの的東京オリンピック総括

今年1発目の台風休講が出ちゃいましたね。もうそんな季節か…。最近お盆過ぎたらあっという間に年末で、時間が経つ速さに驚きを隠せない。

受験生のみんなにとってもここからは急速で時間が過ぎていくと思います。日々の勉強を大切にしてね。

では今週の勉強内容です。

今週の勉強内容

古文単語

マーク模試が終わっても、やっぱり古文単語は大事!

今週は付録の章の「慣用句」です。他の受験生と差をつけられる部分なので、しっかり覚えましょう。

古文読解

この問題も今週でいよいよ最後です。

今週は【10】評論・随筆「勢語臆断・玉勝間」を解きましょう。この問題集のオリジナル問題。

「勢語臆断」ってあまり聞いたことがない作品だと思うんだけど、契沖っていう国学者の僧が書いた本です。

センター試験でも契沖がここで述べていることについて言及した文章が出たことがあるんです。

「玉勝間」は本居宣長の随筆ですね。契沖の考え方についても触れられているので、2つの文章の関連性をきちんと確認しましょう。

現代文

今週からの新しい課題です。

今週は【1】〈論理的文章〉への導入問題を解きましょう。

センター試験の問題を共通テストの傾向に近づけて改めた問題です。

現代文は複数の資料を読むことが要求される可能性が高いので、よい練習になると思うよ。

漢字

今週は第1章の「書き取り」Bの301~360(71ページから75ページ)です。

今週の雑談

コロナが全然落ち着いていない状況でほんまにやるの?って直前まで半信半疑やったけど、日本人選手の大活躍に感動してオリンピックってやっぱりいいなぁって思ってるお調子者の私。

競技のほとんどが日中に行われてたから、ネットニュースと帰宅後に見たテレビのハイライトで観戦していました。

競技としては、卓球の快進撃が印象的だったな。

女子は団体で銀メダル、男子団体が銅メダル、そして混合ダブルスでは中国を破っての金メダルを獲りました。あと伊藤美誠選手が個人で銅メダルでしたね。

 

それから野球! 決勝は姫路校帰りの電車の中、YouTubeでリアル観戦して金メダルの瞬間を見届けました。

稲葉監督は現役時代から好きな選手だったので、うれしいうれしい!

田中将大が不調だったのが残念だけど、ベンチで一生懸命チームの士気を上げようとしている姿に胸を打たれました。

マー君のこういう所ほんとうに好き。

日本が世界に誇るメジャーリーガーだったわけだし、色んな事情で出場を辞退する選手が多い中、出場を決断してくれただけでも私は十分うれしい。

期待が大きかった分、マー君の無念はいかばかりのものでしょう。

本当に本番に合わせてコンディションを整えてベストパフォーマンスを発揮するって難しいねんなぁって思ったよ。

次のパリ五輪では野球は開催競技に含まれていないから、今回金メダルという結果に終わってよかったよかった!

 

続いて個人的に気になった選手について。まず女子ボクシング金メダリストのこの方。

入江選手を知ったのは、準決勝を制し、銀メダル以上確定を決めた日の夜のニュース。

それまでボクシングって、対戦相手への敵意みたいなんがむき出しな感じがして、苦手やったんやけど、試合後のインタビューから対戦相手の選手への敬意と、試合を楽しみにしている気持ちが伝わって来て、とっても素敵な人やなって思ったの。

銀メダルはフィリピンの選手だったんだけど、何度も対戦したことがあったらしくて、試合後にお互いを称えあっている様子が爽やかで感動的でした。

日本体育大学に在学中の入江選手は、大学卒業をもってボクシングを引退することを表明しています。卒業後は企業への就職を考えているのだそう。

何でもカエルが好きらしくて、カエル関連の業務に携わりたいのだとか。


カエル関連の仕事って全く想像がつかないけど、入江選手がカエルに携わった仕事ができますように。

 

あと気になると言えば、この方!

イギリスの飛び込み(水泳)の金メダリストなんだけど、競技場で一心不乱に編み物に打ち込んでいる姿にネット民がざわついた。

めっちゃ上手くない? 何と、金メダルを収納するケースも自分で編んだのだそう。すごい!

 

あと、今回のオリンピックは初めて見る競技も多かった。

まず空手。「形」は、勝敗の基準が素人にはよく分からなかったけど、それでも息をつめて見てしまった。そして銀メダリストの清水選手が美人です!

あとボルダリング。

銅メダルを獲った野口啓代選手は昔、情熱大陸で見たことがあって今回で引退することを表明してたし、めっちゃ応援しててん。

5歳の甥っ子がすっかりハマってしまって、来週体験レッスンに行くんだって。今まで自分から何かを習いたいって言いだしたことがないから妹もオリンピックの影響力にビックリしてた。

どうしてもメダリストばかりが注目を集めてしまうけど、白血病を乗り越えて出場した水泳の池江選手や、予選落ちして決勝選出が叶わなかった体操の内村航平選手など、心に残った選手がたくさんいました。

コロナウイルスのせいで、散々開催に否定的な意見もあったし、私も正直開催するのはどうかと思っていたけど、開催の是非と選手たちの偉業はまた別の話。

 

また、こんな話もありましたね。

選手村からバスを乗り間違えて、違う会場に行ってしまったジャマイカの選手。

困り果てて運営スタッフの人に相談したら、ポケットマネーで会場までのタクシー代を貸してくれたんだって。

そのおかげで彼は十分にウォーミングアップをする時間も持て、実力を遺憾なく発揮し見事金メダルに輝きます。

その後彼女を探し当て、借りたお金を返してジャマイカのユニフォームをプレゼントしたんだけど、そのことを知ったジャマイカ政府が、お金を貸してあげた女性をジャマイカに招待したいって申し出ているのだそう。

その後受けたインタビューで「私が貸した1万円は(もし返ったこなかったとしても)また稼げば取り戻せる。でも彼の東京オリンピックは二度と取り戻すことはできないと思ったから(お金を)貸した」って言ってて、めっちゃ感動した。

この状況で開催するとかありえへんやろって思っていたけど、確かにスポーツ選手たちは人生をオリンピックに賭けて来たんやもんね。

多くの選手たちが、東京オリンピック開催に感謝の気持ちを表明していたのもうなづけるし、そこは本当によかったなって思う。

あとはコロナが収まってくれたらいいだけやねんけど、一体どうなるんでしょう…。