ベルギー
さて、ドイツからベルギー・ブリュッセルにやって来ました。
ブリュッセルのど真ん中にあるグランプラスは、レ・ミゼラブルを書いたユゴーによると世界で最も美しい広場なのだとか。
色々おいしい!
いやー、ブリュッセルの食は本当に充実していました。ムール貝、ワッフル、チョコ、フライドポテト!
どれもこれも本当においしかった!!やっぱりフランスの食文化と似ているところがあるなぁって思いました。
なのにパリより安いしね!それに、なんかレストランやカフェもパリより入りやすいお店が多い気がする。店員さんもフレンドリーな人が多かったよ。
ムール貝食べに行ったら、接客してくれた店員さんが、鋼の錬金術師マニアやって、私が読んだことないって言ったら、クレイジーやって。そうなん?
あと、ビールはドイツが有名やけど、私はベルギーで飲んだビールの方がおいしく感じたな。ま、銘柄とかあんまり分かってないけど。
お酒はさておき、ベルギーに行ったらぜひ買ってほしいのが、Leonidas(レオニダス)っていうお店のチョコ!
至るところにあります。日本にもあります。買いに行ったけど、値段が全然違ってたから買うのやめてしまったわ。
ベルギーと言えばGODIVAが有名だけど、ここのチョコもとってもおいしかったよ。ベルギー王室御用達だそうです。
このギャルリーサンチュベールっていうめっちゃ舌噛みそうな有名なアーケードの中に、GODIVAもLeonidasも入っています。
観光しやすい!
国土の小さい国なので、ブリュッセル以外の街もほぼ全部、電車で1時間くらいでいけちゃいます。
私が行ったのは、アントワープ、ブルージュ、ゲントの3都市です。
一番気に入ったのはゲント!ブリュッセルから40分くらいだよ。
ベルギー滞在中はずっとブリュッセルに泊まってたんだけど、朝にブルージュに行って、帰りにゲントで降りてブリュッセルに戻ってきました。
日照時間の長い夏だったからだけど、余裕で観光できたよ。観光都市としてはブルージュの方が有名な気がするけど、私はゲントの方が活気があって気に入りました。
でも、これは絶対好みやと思うわ。もちろんブルージュも自然豊かでよかったよ。
夜のグランプラスは本当にきれいでした。
ベルギーはテロもあったりと少し治安が不安だったけど、警官がめっちゃ見回っていてそんな怖い思いをすることはなかったよ。
命にかかわるような危険じゃなくても、スリや盗難は日本とは比べ物にならないくらい多いしね。くれぐれも気を付けてください!
ロンドン
そして最後の目的地はロンドン。ブリュッセルからレールスターで2時間くらい。あっという間につきました。
電車で2時間の距離やのに、時差が1時間あって混乱したわ。
物価が高い!
とにかく物価は高いです。ベルギーで調子に乗って5つ星ホテルに泊まったんやけど、なんと1日1万円くらいやったのね。たまたまやったかもしれないけど。
ところが!ロンドンは、部屋の偏差値20くらい下やのに、1泊2万円くらいかかった。駅からもかなり遠い、エレベーターもないホテルやったのに。
ロンドンの宿泊費高いのは常識のようですね。
絵画鑑賞に目覚める!
これは意外とこの旅一番の収穫でした。わたし絵には全っ然興味なくって、いつも美術館はスルーしてたんやけど、今回のイギリス旅行で目覚めちゃいました。
ナショナル・ギャラリーっていうロンドンで一番有名な美術館があるねんけど、そこのカフェがイケてるらしいって聞いて、カフェ目指して絵画を完全スルーしてズンズン歩いてたら、係員さんが私を呼び止めて、あれ見ろこれ見ろって案内してくれた。
私の英語は、絵画という高尚な分野には対応していないので、わざわざ日本語のオーディオガイド借りられるところまで連れて行って、貸し出しの手続きまでやってくれたんです。
うえの
ガイド聞きながら、絵見てたら面白いんよね、意外と!絵画鑑賞なんて大人の趣味やん?なんか言った感じもかっこいいし。
ありがとうロンドン!
人が親切!
美術館の話でも分かるように、お店の人も、道を尋ねた人もみんなとっても親切でした。
あと、ロンドンにはロンドン・アイっていうばかでかい観覧車があるんやけど、そこでチケット買ったら、なぜか子供しかもらわれへんらしいコーラくれた。
これ、さすがに間違えてへんよなぁ。親切やんなぁ。
ロンドンは最初着いた時は大都会すぎて、ちょっと息が詰まりそうだったんだけど、今回行った都市の中でもう1回行ってみたいのはなぜかロンドン。
こんな風に自分でもよく分からない感情が芽生えたり、今まで好きじゃなかったものが好きになったりするから、やっぱり旅行はやめられない。
みんなも大学生になったら、どんどん旅行してね!
2017年7月9日の雑談
先週はドイツからブログを更新したのですが、その後ベルギー、ロンドンと移動してきました。
私は毎年、今までに行ったことのない国に行くことにしているんだけど、今年はベルギーとイギリス・ロンドンへ。
ベルギーは小さな国だから首都ブリュッセルから他の都市へも移動しやすくて、本当にいい国でした。
めちゃくちゃ食べものがおいしかった!!ムール貝、ワッフル、チョコレート、ビールなどなど。
あと店員さんとか、道歩いてる人とかがとても親切でフレンドリー。
あんまり周りにベルギー行ったことある人いなくて、どんな国かなと思いながら行ったんだけど、すっごいよかった。
パリ、ロンドン、オランダのアムステルダムからそれぞれ電車で2時間もかからないくらいなので、ヨーロッパを旅行する機会があったらぜひ行ってみてね。
しかし、ヨーロッパは絶対世界史選択の方が楽しめると思う。
イギリスに大英博物館っていう超どでかい博物館があるんだけど、私は世界史の知識にとぼしいから、何を見てもよく分からないねん。情けないことに。
あと、地理の人も絶対旅行に役立ちそう!別に旅行のためじゃなくてもいいんだけど、けっこう社会って教養と直結していると思います。
私もみんなと一緒に社会勉強しようかな。
あ、でも大英博物館にこんなんあったで。
Tales of Ise(Ise monogatari)!!!なんとロンドンで伊勢物語の絵巻物を発見しました。various love affairsって書いてる。東下りのところですね。
それにしてもすごいね、モデルは在原業平やけど、主人公の男には名前がないことや、八橋でかきつばた(iries)を見て都の妻を思って和歌(poem)を詠んだことまでちゃんと説明してる。
かきつばたって英語でiriesっていうの、初めて知りました。
さて、みんなこの時に男が詠んだ和歌、めっちゃ有名ですが知ってますか?たぶん学校で習ったと思います。
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ
何度も着て肌になじんだ唐衣のように、長年馴れ親しんだ妻を都に残してはるばる来てしまった旅の寂しさが思いやられます
この和歌は掛詞、枕詞、序詞、縁語など修辞法のオンパレードなんですが、もっとも特徴的なのは折句といって、句の最初の文字をつなげてよむとかきつは(ば)た、と一つの単語になることです。
さすがにこの和歌の説明までは大英博物館をもってしても、できなかったみたいですね。
なんか旅行の話から社会の話になって、最終的に無理やり和歌にこじつけましたけど、受験勉強ってそんなに馬鹿にしたもんじゃないですよ。
今のみんなにとっては死活問題なので、そんな悠長なこと言ってられないよね。でもあとあと、きっと私の言いたいことを分かってくれる日が必ず来ると思っています。
まずは志望校の合格をめざして、暑い夏を熱く乗り切ろう!
さぁ、私の夏休みもおわり。これからはみんなの二次試験が終わるまで、全力で伴走します。