センター国語の極意☆大事なのは順番じゃない、時間配分だ!

第2回全統マークが終わり、多くの受験生から相談の声が寄せられました。その中でも多かったのは「時間が足りなかった―」の声、声、声。

改めて声を大にして言います。大事なのは、順番ではなく時間配分です。

解く順番について

まず、解く順番についてはこちらの記事をご覧ください。当ブログで最も閲覧数の多い記事です。

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この記事では一応おすすめの順番を紹介していますが、どんな順番で解こうと、どれかに20分以上かけると残りがキツくなってしまいます

評論だけはギリ25分かけてもいいけど、それ以外は20分というタイムリミットを守って、次の大問にうつることが大事です。

まだ問題が解けていない時は

受験生くん

問題がまだ解けてなくても次の問題に行った方がいいんですか?

分かる、分かるよ、その気持ち。あとでゆっくり考えたら分かったやん!って言うのが嫌なんやんな。

ただ、センター国語は時間内に問題文を読み、問題をすべて解く、ということも含めての実力です。

さて、次のような状況になったと仮定してみましょう。

ケース1

あなたが古文⇒評論⇒小説(今ココ)だとします。

もう20分経ったけど、小問があと2問解けてない。

さて、ここで検証

小問2問を落とすと、マックスで16点の失点です。確かにイタイ。しかし、ここで考えてほしいのは、最後の漢文がめちゃくちゃカンタンだった場合

評論に全力投球して時間を使い果たしてしまい、満点とれるはずだった漢文が20点しかとれなかったら…?

うえの

総失点を考える

マイナス16点とマイナス30点のどちらがましかは自明の理です。もちろん最後の小説がめっちゃ難しい可能性だってあります。

でも、今あなたが粘ろうとしているその評論の2問も、粘ったところで必ずしも答えが合っているとは言えないのです。

肝に銘じてほしいのは、順番でなく時間配分。一番リスクが少ないのは、均等にすべての問題に20分ずつ時間をかけることだと思います。

次に行く

というわけで、ケース1の場合、その2問は諦めて、漢文をまず解くべきです。

そして、基本的にはもう小説には戻って来れない、という覚悟を決めてマークをしてから漢文にとりかかること。

この時に、後で小説に戻らないとって思いながら漢文を解くと、焦って漢文の内容が全く頭に入って来なくなります。

年度にもよるけど、センター国語の問題は私でもこれ80分で解くのはキツイよな、って思いますから。

小問の1つや2つ、捨ててしまっても全くどうって事はないのです。

時間内にとくために

カギを握るのは古文と漢文

とは言え、できることなら捨てたりせず、すべての問題を解き切りたいですよね。そのカギを握るのは、古文と漢文です。

まぁあんまり漢文で20分以上かけちゃう人はいないと思うので、古文ですかね。

古文単語を定着させると、読むスピードは格段に上がります。古文を読むのに時間がかかってしまうっていう人は古文単語の勉強をもう一度やり直しましょう。

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