国語という教科は一朝一夕に成績が上がるものではありません。
しっかり受験を見据えた長期的&計画的な勉強が必要なんです。
国語が大事ドットコムでは受験までのその月にすべき国語の勉強内容をアップしていきます。具体的な勉強内容はもちろんのこと、受験生にとってタイムリーな情報もあわせてお届けしているよ。
受験の計は4月にあり。
出遅れないよう、国語難民にならないようがんばりましょう。
全統マーク模試を申し込む
うえの
5月上旬に実施される第1回マーク模試の申し込みが4月なんです。
なので、今月受験生のみんながまずすべきことは、このマーク模試の申し込み。
現役生の場合は、必ず自分の通っている高校で受験予定があるかどうかを、先生に確認してください。河合塾の全統模試は高校で受けることになっている場合も多いです。
もし、高校で受験しない場合は自分で申し込みが必要。
毎年4月の初旬から中旬にかけて申し込みを受け付けています。
詳しくは河合塾のホームページで確認してね。
うえの
マーク模試というのは、センター試験を想定して作成された模試です。
受験生くん
受験生くん
うえの
第1回のマーク模試は、今の自分の実力と弱い部分を知るために必要やねん。
例えば、この模試の成績をふまえて、夏休みまでの勉強の計画を立てたりもする。
模試を受けている子と受けてない子では、先生から受けられるアドバイスの具体性が全く、天と地ほどに違うで。
東大・京大など二次試験の配点が大きい難関国公立大を志望している人も、それから私立大志望者も、5月上旬に行われる、河合塾の第1回全統マーク模試は絶対に受験してください。
古文単語帳を1周する
まず4月に受験生がすべき国語の勉強で、優先順位1位は古文単語の暗記です。まず、古文単語帳を用意しましょう。
ちなみに私のおススメはこちら。
古文単語の勉強方法と、この単語帳の効果的な使い方についての記事を以前あげました。必ず読んでおいてください。
[kanrenc id=”148″]4月はこの単語帳の315語の見出し語を徹底的に頭に入れることに集中してください。
注意点としては多義語の意味を一気に覚えようとしないこと。最初から完璧を目指すと先に進みません。
大切なことは、単語帳を1周して終わらせることです!
漢字
こちらも1冊おすすめの教材を紹介します。
4月はこの参考書の第3章をやってください。
第3章では、センター試験の評論文でよく出題される漢字を、センター試験の形式に合わせてまとめてくれています。来月のマーク模試に備えて、まず今月はこの章を勉強しておきましょう。
漢字の勉強は本当にめっちゃ大事です。こちらの記事も読んでね。
[kanrenc id=”363″]古典文法
古典文法に関しては、もう十分勉強したって子も多いだろうから大丈夫かもしれませんね。
ただ、あなたがもし本当に今まで古文の勉強を何もしてきていない、あるいは古典文法に不安があるという状態なのなら必ず今月中にこちらの参考書を終わらせておいてください。
もうすでに古典文法は大丈夫、自信があるという人も品詞識別だけは再度確認しておきましょう。
上記参考書でいうと、
- テーマ26「ぬ・ね」の識別
- テーマ27「る・れ」の識別
- テーマ28「なり」の識別
- テーマ29「なむ」の識別
- テーマ30「に」の識別
です。品詞識別は本当に本当によく出題されるよ。
もしこの参考書を持っていて、すでにやり終えたよって人も、この5テーマだけは再度確認しておいてくださいね。
まとめ
今月すべきことは、以下の4つです。
- 全統マーク模試を申し込む
- 『読んで見て覚える重要古文単語』(桐原書店)をざっと2周する
- 『入試漢字マスター1800+』(河合出版)の第3章を覚える
- 『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』(もうすでに終わっている人は26~30の識別だけ見直しておくこと)
いよいよ受験年度が始まって、みんな気合が入っていると思います。どの教科でも基本が大事だということは耳にタコができるほど言われてきましたね。
でも後になればなるほど、焦りがつのって基本事項の勉強に手が付かなくなるものなんです。気合十分の今こそ、基本事項にしっかり取り組んでください。
それから、上でも言いましたが第1回全統マーク模試は本当に重要です。
国語の場合は、マーク模試のために勉強するというより、今の実力で何点取れるかを把握して夏までの勉強計画を立てるための材料にしてください。