あっという間に5月も終わり、6月になろうとしています。
受験生に時間がないのはみんな同じですが、特に高校生は学校と塾と(さらには部活と?)の両立で、いっぱいいっぱいだと思います。
でも7月になれば、思う存分勉強時間が確保できるよ!今は受験前半期の一番しんどい時期。
あまり焦ったり落ち込んだりしないでほしいなと思います。
古文
『古文上達 基礎編-読解と演習45』
今月も引き続き古文は、この『古文上達―読解と演習45』(Z会出版)すすめて行きましょう。
この問題集をおススメする理由
⑴文法の総確認ができる
目次を見てもらったら分かるのですが、この問題集は古典文法をベースにして構成されています。
例えば【第5章-助動詞】はこんな感じで、
- 12 き・けり
- 13 つ・ぬ
- 14 たり
となっています。まず最初に文法の小問がいくつかあって、次のページに読解問題が続くんだけど、そのテーマの文法知識を確認する問題が含まれているんです。
だから
受験生くん
という人も、古典文法を復習しながら読解の練習をしていくことができ、とっても効率的なんです。
⑵古文単語を実践的に確認できる
単語帳では単語をがんばって覚えていても、いざ文章になるとうまく解釈できないって子はすごく多い。
単語帳を繰り返すことはとっても大事だけど、けっこう順番や配置で覚えてしまうってこともあるからね。
今月は、この問題集の中で出てきた重要単語を単語帳で確認していってください。
うえの
ランダムに出てきても対応できるように、また文脈に応じた正しい意味が解釈できるようにしてね。
⑶1つのテーマの分量が多くない
区切りが付けやすいから、比較的スキマ時間の勉強にも適していると思います。高校生の人に提案としては、学校に置きっぱなしにしておいて、休み時間とかにちょこちょこ解きすすめて行ったらいいんじゃないかな。
今月はこの問題集の【5 助動詞】をやっていってもらいます。
現代文
『マーク式基礎問題集 現代文』
今月新たに進めて行ってほしいのは、おなじみ『マーク式基礎問題集』の現代文バージョン。
週に2題ずつくらいのペースで解き、8月の第2回河合塾全統マーク模試までには終わらせてほしいです。
漢字
今月の課題は第1章の書き取りBです。
まとめ
国語の勉強において大切なのは、勉強時間をゼロにしないこと。
私の提案するペースでできなくても、たとえば単語帳だけは見る、とか現代文の問題集を1章だけでも進めてみる、とかそんな感じでもいいよ。
もちろん、毎週の勉強内容は最低限やってほしいと思っていることを毎週書いています。
でも、みんなが色んな教科の勉強を同時にまわすのに本当に大変な思いをしているのも本当によく分かるので(特に高校生は学校あるから大変!)。
どんな教科でも結局勉強は自分がやるしかないわけだけど、話すだけで頭が整理されて何をすべきか明確になることもあるよ。1人で抱えこまず、相談してね。
あっという間に夏がやって来ます。体調管理に気を付けて6月もファイト!