みなさん、こんにちは、上野です。
いよいよ新学期が始まりましたね。今年も国語が大事ドットコムでは、受験生が今やっておくべき国語の勉強法について発信していきたいと思います。
今までは週単位で更新してたんやけど、ちょっと細かすぎて他の勉強の予定と合わせにくかったり、途中から参加しづらかったりして、結局雑談しか読んでいないという嬉しいような悲しいようなご意見をいただいたので、今年からは毎月１日に「今月やるべきこと」って感じで更新していこうと思います。
では早速今月４月の勉強内容です。
マーク模試を目標に
まず皆さんにお伝えしたいのは、５月の頭に実施される河合塾のマーク模試を受けてほしいということ。学校で受けるっていう人もいると思うんだけど、そうでないなら自分で申し込んで受験して下さい。
自分の状況を把握する
模試、っていうとまだ受験学年が始まったばかりで色々未完成な分野がある中で、受けても意味あるん？って思っている人もいるかもしれない。
あります！
私はこの時期の模試ってめっちゃと大事やと考えています。というのも、この時期の模試は自分の今の状況を把握して、目標を決めるための数字が出るから。
特に国公立大学を志望している場合、共通テストの点数がめちゃくちゃ大事なんだけど、共通テストまではまだ半年以上あります。
このような長期戦の場合、短期の目標を立てておかないと、まだまだ時間があるような気がしてしまって結局直前期に慌てることになってしまうねん。
志望校合格にはどれくらい取る必要があるということは、これまでのデータを見ればだいたい分かります。
まずはその数字と今の自分の得点力を比較し、あと自分が何点取らないといけないかっていう目標を具体的に設定するべき。つまり、
５月のマーク模試の結果を受けて、夏休みまでに何をすべきかを明確にする
ことが大切なんです。
あの教科もこの教科も全然できてない、どうしよ…ってなった場合は高進の先生たちに相談しよう。先生たちはみんな受験のプロやから、今は何を優先すべきか、ちゃんとアドバイスしてくれるよ。
ただ先生たちも、アドバイスしたくても現状の成績が分からなければベストの助言ができないので、いいアドバイスをもらうためにも５月のマーク模試は必ず受験しましょう。
マーク模試までにすること（国語）
古文単語
マーク模試を見据えた勉強として、一番やっておくべきことは古文単語。
しかも今月中に単語帳を１冊、１周してほしい。もちろん精度は完璧じゃなくてもいいから、とにかく１周することが大事です。
受験生くん
そんな風に困っている人も多いかと思います。
ポイントは
１単語につき、１つの意味にしぼって覚える
古文単語のやっかいな点は、一つの単語に複数意味があること。一気に覚えるのは絶対無理なので、まず１周目は１単語につき１つの意味でいいから、とにかく１周することを優先してください。
形容詞はプラスかマイナスか
上の話と関連するんやけど、古文単語はとにかく形容詞がやっかいです。まず複数の意味があるし、その意味も抽象的だしね。
なので、コツはプラスのイメージの単語なのか、それともマイナスなのか、それとも両方あるものなのか、それをしっかり認識することです。それだけでもだいぶ覚えやすくなるよ！
なお、おススメの単語帳は上で紹介している桐原書店の『重要古文単語315』です。
この単語帳についてはコチラの記事で詳しく紹介していますが、私の中では圧倒的おススメ１位の単語帳です。
古文単語帳おすすめ★ベスト１『重要古文単語315』その効果的な使い方
もう他の単語帳である程度覚えてる、って言うならもちろんわざわざ変えるほどではないけど、これから覚えますって言う人は絶対に使ってほしい単語帳です。
あ、ちなみに高２の時は
この『マドンナ古文単語230』を使うことをおススメしてましたが、それは高２までの話。
高３（受験学年）になったら、こっちの単語帳にアップグレードして、さらに単語力を身につけて行ってね。マドンナで覚えた単語がベースになって、覚えやすいはず！
急いで買ってほしいもの
この問題集、今ならまだ書店にあると思うので、なるべく早く購入することをお勧めします。
これマーク模試の過去問集なんですが、６月くらいになると最新版（2024年）が出ます。１冊で５回分の問題が演習できるねんけど、量的にはもうちょっとほしいかなって感じなので、2023年のものを今のうちに買っておいて、問題数を確保しておくのがベター！
５月のマーク模試に向けて、時間配分の練習を兼ねてできれば１回分解いてほしいですが、それもまずは古文単語をある程度覚えてからの方がいい。
うえの
もちろん余裕があれば、漢文句形も一通りやっておきたいところだけど、まずは古文単語！
あれもこれもとならず、じっくり腰を据えて古文単語に取り組んでみてくださいね。
今月の雑談
韓国に行ってきました～
つかの間の春休み、春期講習が始まる前に３泊４日で韓国に行ってきました～。
コロナになってから初めての海外旅行。コロナ前は必要なかった手続きがあって、無事に出発（および韓国に入国）できるか心配やったけど、何とかクリア。首都ソウルに到着しました！
上の写真は昌徳宮（チャンドックン）っていう韓流時代劇ドラマのロケでも使われてる李氏朝鮮時代の宮殿です。
しかし私の関心は食！食！食！！！！
今回はひたすら食べて食べて食べまくる旅なのです。コロナ禍で活動停止を余儀なくされていた高進の秘密組織「あばれ食い」もそろそろ再開の声がささやかれている中、メンバーとしてコンディションをベストの状態にしておきたい。
まずは「ポッサム」という定番の韓国料理から。ゆで豚をキムチやニンニクと一緒に葉物野菜で巻いて食べる料理なんだけど、これあんまり日本で食べられへんねんなー。鶴橋とか行ったらあるんやろうけど。
まぁ形状はチャーシューなんやけど、もっとあっさりしてて美味しいねん。私はあんまりチャーシュー好きじゃないんだけど、ポッサムは大好きで韓国に行ったら絶対食べます。
ちなみに写真のポッサムは、明洞（ミョンドン）のロッテ百貨店の地下のフードコートのもの。韓国の百貨店はたいがい地下にフードコートがあるんやけど、マジでおススメです！
いろんなお店があって、けっこう楽しいし、味もおいしい。注文の仕方にとまどうかもしれないけど、接客してくれる人も、外国人の対応に慣れてるから指させば何とかなるので言葉分かんなくても大丈夫。たぶん。
あと、どうしても行きたかった人気店にも行ってきました。鬼混んでる店で、開店前に行ったのにすでにすごい行列だったんだけど、念願のカルビのせ石焼き釜めしを食べたよ！
仁寺洞（インサドン）っていう観光エリアにあって、日本で例えるなら清水寺周辺の観光客向けののお店がいっぱい集中してるとこって感じかな。
でも仁寺洞（インサドン）は地元の人もいっぱい来る人気の飲食店もたくさんあって、毎回美味しいお店が見つかる。
写真のお店は「トマ」ってお店です。
「仁寺洞 トマ」って検索すれば出てくると思う。めっちゃ分かりにくい入り組んだ路地の奥にあります。そしてめっちゃ混んでます。
これが無理だと韓国料理はムリ
韓国料理と言えば、辛いってイメージがまずあるかと思いますが、意外と辛くない料理もたくさんあります。
上の釜めしもそう。それに最初に紹介したポッサムも、キムチを巻かなければ辛くないし。とにかく赤いものを食べなければ大丈夫。
それよりニンニク！
ニンニクが無理な人は韓国料理はマジで無理やと思う。ニンニクって体質的に食べるとお腹痛くなっちゃう人っているんだよね？
私は全然そんなことないから知らなかったんだけど、知り合いにニンニクが体質的に合わないって人がいて、その人が韓国料理食べられないって言ってるのを聞いて、確かになーって思った。
ニンニクが入ってない韓国料理はないんじゃないってくらい、どんな料理にも入ってます。なんなら漬け物みたいにスライス添えてきます。まぁ、それは食べなければいいわけだけど、煮込まれたりしてると避けられないもんね…。
そんなあなたは…
韓国のスイーツを堪能しよう！
韓国はスイーツも大変おいしいのです。まず最初に紹介したいのはケランパン！これは屋台で買える定番のごはんパン。
柔らかいトーストに玉子をまるごと突っ込んで焼いたものなんだけど、あえてスイーツに入れたのはその甘さが絶妙だからです。甘じょっぱいねん。
韓国に行くと毎日これを毎日食べます。というか、何ならこれで起業して高進の下で屋台を開こうかと考えているくらい。
チーズをトッピングしたバージョンもあり、そちらも大変美味しいです。
春の韓国はイチゴ祭り🍓
私は３月の中旬に行ったんだけど、この時期は日本もそうですが韓国はそれを上回るイチゴ尽くし。
韓国のイチゴっておいしいんよね。日本のスーパーでイチゴを買うと酸っぱいなって思うことが多いんですが、韓国は屋台で売ってるイチゴもとっても甘くておいしい。
インスタでもしょっちゅう見かける映えカフェにも行ってみたよ。
このカフェは韓国の伝統家屋をリノベした建物と美味しいパンが売りで、相当混みあっていますが、席数も多いし回転も速いので意外と待たずに入れました。
ここでもイチゴ祭り！
このカフェはonion（オニオン）というところで、最初に紹介した宮殿や、釜めしを食べた仁寺洞からも徒歩圏内。
あとイチゴ祭りの掉尾を飾るメニューとして、この時期に韓国に行ったら絶対に飲んでほしいのが…
スタバのイチゴラテです。スタバは韓国でも人気で、本当にそれはもう日本以上に至る所にあります。コンビニよりスタバの方が俄然多い国、韓国。
メニューも日本にはないものがたくさんあって、毎回とっても楽しみです。
中でもおススメなのが、このイチゴラテ！もうずいぶん前からこの時期になると必ず販売される商品です。
日本でも大人気のいちごフラペチーノより、私はこのイチゴラテの方が好きだなぁ。これも毎日飲みました。
もうさすがにいい加減にしろって思われると思うので、この辺でやめますが、本当に食べに食べまくった最高の４日間でした。
あ、WBCの日韓戦は韓国で見た。どのチャンネルでやってるか分からなくてフロントで聞いたら、フロントのおじさんめっちゃ親切にして教えてくれたんだけど、その時は韓国が先制してて、「日本も頑張って～」みたいな感じやったんが、その後日本が圧勝。
次の朝はそのおじさん、心なしか塩対応でした。野球は人を変える（特におじさん）、これは日本でも時たま見受けられる現象なので、仕方ない。
日本の超人気作家は韓国でも人気！
あと、日本に住んでる韓国人の友達から本を買ってきてほしいって頼まれて本屋さんに行ったんだけど、東野圭吾コーナーがレジ横にデカデカと設置してあってびっくりした。
韓国でも「容疑者Xの献身」が一番の売れ筋みたい。
色々問題が取り沙汰される日韓関係ですが、私の経験上はとっても安全に旅行できるし、なんだかんだ韓国の方でも日本には関心持ってくれてるみたいだし、旅行者にも親切で、とっても楽しい国だと思います。なんてったって近いしねー。
みんなも機会があればぜひ行ってみて！
なお、明洞周辺を周回しているこの赤いコートの方たちは観光客に道などを教えてくれるガイドのみなさん（無料）。
道に迷ったとき、探しているお店が見つからないときなど、めちゃくちゃ親切に場所を教えてくれます。日本語話せる人も多いので、困った時は聞いてみよう。
では、また来月、５月１日にお会いしましょう！
来月は三浦先生のインタビュー
来月は三浦先生の講師インタビューを掲載する予定ですので、お楽しみに☆
