5月の勉強内容と英語科・三浦先生に講師インタビュー!

第1回マーク模試を終えて

マーク模試のやり直し

みなさん、第1回全統マークお疲れ様でした!

今月真っ先にやっておいてほしいこと、それはマーク模試のやり直しです。

マーク模試が終わった後って、すごく国語の勉強方法について相談に来てくれる子が多いんだけど、

「やり直しした?」

って聞くと、ほとんどの子が「やってないです」って言うねんな。

点数が悪くて焦る気持ちは分かるねんけど、何ができてないのかによって対策も変わってくるから、まずはしっかりやり直しをしよう。

受験生くん

やり直しって何をすればいいんですか?

1番大事なのは、本文をしっかり読むこと。

模試では時間が気になってどうしても本文をしっかり読むことより、選択肢ばっかり検討してしまいがちです。

なので、やり直しでは本文をもう一度しっかり読んでみて下さい。

古文漢文は、本文の内容が理解できれば、おそらく正解肢を選ぶことはできるはず。

評論は、本文の内容が理解できても選択肢が難しい場合がありますが、まずは本文の内容が理解できていないことには話にならないので、本文をもう一度しっかり読んでみてね。

小説は、登場人物の心情について問う問題が多く出題されます。

本文の意味が分からないっていうことはないと思うんだけど、本文のどこに登場人物の心情が描かれているのか、それを見つけられるようになると小説の点数は格段にアップするよ。

まとめ

模試のやり直しは選択肢を中心にしがちだが、本文に重点をおく

時間制限を設けず、本文をもう一度読み、理解度を確認する。

その上でどうしても分からなかった問題、切れなかった選択肢があれば、先生に質問する(もちろん私でもOK)。

今は知識を盤石にすべき時期

模試のやり直しで、自分の知識不足が見えてきたら、それを埋めることが最優先課題です。

  • 古文単語
  • 古典文法
  • 漢文句形

古文・漢文は暗記事項が多いから、今のうちにやっておかないと後でえらいことになります

特に古典文法に関しては、現時点で仕上がっていないとかなりマズい。

このドリルを解くか、

私がYouTubeで公開している動画授業を視聴して、早急に固めておいてください。

YouTube古典文法講座

古文単語

古文単語については、1か月で単語帳を1周し、それを繰り返すことが大事だと先月のブログでもお伝えしました。

同じことを言うのも芸がないので、毎月単語帳を1周する中でも、特に重点を置いてほしい事項をピックアップして行こうと思います。

今月は動詞に注目してください。

私が超絶おススメしているこの単語帳は、品詞別に構成されているからすごく使いやすいんです。今月は、第1章と第2章の動詞、そして「敬語の章」を特に重点的に暗記しよう。

他の単語帳を使っている人も動詞を重点的に覚えてくれたらOK!

うえの

古文って主語が省略されるから、あらすじが掴みにくくて何言ってるか全然分かんなくなっちゃうことが多いんやけど、動詞の意味が分かると、主語補足がしやすくなるんです。

というわけで、今月は動詞に重点を置いて、古文単語帳を1周してくださいね。

今月のメイン勉強内容

今月は、漢文句形を仕上げましょう。漢文句形はこれ1冊やっておけば十分です。

この問題集は句形だけじゃなく、漢字や背景知識も併せて勉強できるので、かなりおススメやねん。

あんまりダラダラ時間をかけてやらずに、短期集中でがんばってほしい。

うえの

 

来月からは現代文も含めて読解の対策を始めて行きたいので、今月は基礎知識を定着させることに全力を注いでね。

三浦先生インタビュー

お待たせしました。国語が大事ドットコムの人気企画、講師インタビュー。今年は英語科・三浦先生からスタートです。

私たちがこよなく愛するこちらのレストランでお話を伺いました。

三浦先生のインタビューいつなんですか?って何回も聞かれたから、楽しみに待ってくれていた人も多いんじゃないかと思います。

三浦先生、今日はよろしくお願いします!

三浦先生

よろしくお願いします!

では早速、インタビューの最初はいつも趣味とか、最近はまっているものについて聞いてるんだけど…。

私とマンドリン

三浦先生

金川のピアノに対抗してマンドリンでも始めようかと思ったんですけど、Amazonで当日配達してくれなくて。
講師インタビュー⑫金川尚暉先生(物理科)

三浦先生

あとけっこう高くて、諦めました。

ウクレレは結構簡単やって聞いたけどな。けっこう似合う気がするけど…。

三浦先生

いやー、他の先生とかぶらんのがいいなと思ってマンドリンやろうと思ったんですけど、そう言えば僕が好きなもの、普通に誰ともかぶってませんでした。

というわけで、

私とホラー映画

へぇ、ホラー映画が好きなんや。

三浦先生

まぁ映画が全般的に好きなんですけどね。

学生の頃は、大学に行っても授業に出ずに朝からずっと図書館で映画見ていたそう。

三浦先生

1日に5本とか見てましたね。

1日に5本はすごいな。

ところでドラマじゃなくて、「映画」が好きなん?

三浦先生

そうなんですよ、逆に僕ドラマ見れなくて。途中で飽きちゃうんです。映画って2時間くらいでカチッと終わるじゃないですか。

確かにそれは分かる気がする。私はけっこう映画館が苦手で、だからあんまり映画って見ないんやけど三浦くんは映画館も好きなん?

三浦先生

めっちゃ好きです。特に朝イチに映画館行くの好きで、学生の頃はせっかく1限間に合うように起きても映画館言ったりしてましたね。

三浦先生

そしたら2回留年しましたけど。

そやな。大学行っても行かんくても映画ばっかり見てたらそらそうなるな。

でも今は忙しくて時間がないんじゃない?

三浦先生

そうなんですよ。だから家でNetflixとかで見てますね。

三浦先生

部屋暗くして、怖い雰囲気演出して。でも怖いから布団かぶって見てますけど。

怖いんや(笑)。

三浦先生

めっちゃ恐いです。

そんな三浦先生がおススメしてくれたホラー映画がこちら。

三浦先生

これめっちゃ怖いんですよ。映画館で見たんですけど、ビビりすぎてファンタこぼしました。

それは大惨事というか大迷惑やな。でもそんな怖いの?

三浦先生

めちゃくちゃ怖いです。シリーズ5くらいまであるんですけど、2が一番怖いです。

三浦先生

2は日本の話なんですよ。

心霊系?グロい系?私グロい系はちょっと見れないんだけど…。

三浦先生

心霊系なんで大丈夫です。

心霊系なんで大丈夫の意味がよく分かりませんが、でもファンタこぼすくらい怖いんやろ?

三浦先生

それはもう。あ、じゃあグロい系でも心霊系でもないホラー映画でおススメありますよ。

グロい系でも心霊系でもないってどういうこと?

三浦先生

現実的に怖いんです。

それ一番怖いやん!!!

三浦先生

あと後味が悪いですね。

それも嫌やわ。2時間使って後味悪いとか嫌や。

三浦先生

うーん、じゃあこれはどうですか?

あ、これは見た!めっちゃよかった!!!

三浦先生

そうですよね。僕これ映画館で観て、あまりに良すぎて次の日もう1回観に行きました。

確かにこれも幽霊、というか死者の魂が出てくるな。一応心霊系としよう。

三浦先生

音楽も良くて。ずっとサウンドトラックも聞いてましたね。

そうやんな、この映画自体が「音楽のすばらしさ」をテーマにしてるもんな。

やっぱりウクレレ始めた方がいいんちゃう?

三浦先生

マンドリンです!

さて、ここでオーダーしたカレーが来ました。

三浦先生がオーダーしたのは、「焙煎チキンスパイスカレー」になす、チーズ、うずら卵の串フライ、エビフライ、フライドチキン、ヒレカツ、クリーミータルタル、ツナのトッピングをオン!

ご飯が全く見えません。そして、とにかく茶色い

こんな消化に悪そうなカレーでも、胃の粘膜を保護するために牛乳を飲めば全く問題ないのだとか。三浦先生曰く、ココイチの牛乳(アイスミルク)は美味しいのでおススメなのだそう。

夢だった予備校講師

そろそろ本題に移りましょう。

大学生のころから予備校の先生になりたかったという三浦先生。

私も確かに三浦先生が新人として高進に入ってきたとき、今度の英語科の新人の先生は予備校講師になりたい子やっていうのを聞いてて、その記憶はめっちゃあるわ。

なんで予備校の先生になりたいって思ったん?

三浦先生

僕一浪してて、駿台に通ってたんですけど、その時に教えてもらってたある英語の先生の授業を受けて。

三浦先生

その先生の授業を初めて受けたとき、授業始まって5分くらいで、あ、予備校の先生になろうって思ったんです。

えーーー。何それ。そんなにスゴい先生やったん?ものすごい美人とか?

三浦先生

めっちゃおじいちゃんです。

そうなんや(笑)。英語の先生?

三浦先生

そうです。授業の内容とか声とか板書の感じとか、何もかもが全部好きで。

三浦先生

4日間の講習で、ノート2冊くらいになるんですよ。

めっちゃ書くやん。

三浦先生

そうなんですよ、だから授業もめっちゃ高速で。板書の字も正直汚いし、読みにくいんで賛否両論ある先生やったんですけど、僕はめっちゃ好きで、受験終わって大学生なってからももう1回授業受けに行ったりしてました。

え、お金払ってってこと?

三浦先生

もちろん。ちゃんとその状況も伝えた上で色々話もさせてもらったんですけど、めっちゃいいアドバイス色々してくれはって。

それは確かにめっちゃいい先生やと思うけど、受験が終わってからも予備校に授業受けに行く三浦くんもすごい。

そこまでハマれる先生に出会えたなんて、それはなかなか稀有な体験だし、その先生に出会って影響を受けた結果、現にこうして予備校の先生をしてるわけやから。

でも、全然迷わなかったん?一般企業に就職しようとか、そういう思いは?

迷いを払拭してくれたのは…

三浦先生

ありましたね。というか、一応就活はして、たまたま一つ有名な企業の最終面接まで残れたんですよ。

三浦先生

気持ちとしては予備校業界に行きたかったんですけど、自分がそこまで才能あるのかなぁって。

なるほどね、確かに迷う気持ちは分かります。ここでは名前を伏せますが、三浦先生が最終面接まで残ったという会社は誰もが知ってる大企業。

そんな大企業の社員になることに比べると、どうしても不安定な感じは否めないもんね、この業界は。

で、この道を選んだ理由というか、決め手は何やったん?

三浦先生

保木本さんに相談したんですよ。そしたら一緒にやろうやって言ってくれはって。

そうやったんや。

でもほっきーが、そんな風に言うってことはやっぱり予備校講師として三浦くんはやっていけるって思ったからじゃないかな。そうじゃないと言わないと思う。そんな大企業の最終面接まで行ってるのに。

三浦先生

実は僕、高進入ったばっかりの頃に、保木本さんに予備校講師になりたいって言ったことがあって、そんなん絶対無理やからやめとけって言われたんです。その時は正直授業もあんまりうまく行ってませんでしたし…。

三浦先生

けどあれから時間が経って、僕自身も自分らしく授業で来てるなって感じはあったんで、保木本さんも認めてくれたんかなって思って、めっちゃ嬉しかったですね。

なるほど、それは嬉しいね。じゃあそれが決め手?

三浦先生

もちろんこの仕事が好きやからっていうのが前提ですけど、決め手にはなりましたね。

三浦先生

保木本さんの家のベランダで、ウイスキー片手に夜空見ながらそんな話して。あの日のことは一生忘れないと思います。

 

高進で苦労したこと

さっき、高進の先生になって最初はうまくいかなかったって言ってたけど、具体的にはどういうところが?

三浦先生

僕は高進の卒業生じゃないし、駿台みたいなザ・予備校ってところしか知らなかったんで、授業も予備校みたいに生徒の前でひたすら話すもんやっていうイメージしかなくて。

三浦先生

だから生徒とのコミュニケーションをどう取るか、もちろん質問とか来てくれたら答えるんですけど、どう接したらいいかっていうのが分からなかったですね。

えーー!!意外。三浦くんと言えば、めっちゃコミュニケーション取るのが上手っていうイメージやのに。何かコツをつかんだきっかけとかはあるの?

三浦先生

やっぱMEDiC持たせてもらったのが大きいと思います。高進よりも生徒の人数が少ないので、どうしても一人ひとりと話す機会が増えますし、それで徐々にって感じですかね。

三浦先生

僕が思ってた予備校講師って感じではないけど、まぁこんな風に一人ひとりと向き合ってやっていく方が自分には合ってるかなって今は思います。

なるほどね。ちなみに生徒と接するときに何か特に意識していることや気を付けてることはある?

三浦先生

基本的にはどの子のことも肯定してあげたいなって思ってます。結果でなくて辛い気持ちとか、勉強から逃げたくなる気持ちとかも分かるんで。

そっかぁ。三浦くんはほんとに優しいもんね。怒っている姿を見たことがない。

三浦先生

というか、僕あんまり怒れないんですよ、昔から。なんか怒ってる人とか見ると笑ってしまいそうになって(笑)。

あ、そういう人いるね(笑)。

三浦先生

もちろん時には生徒に対して厳しく言うことも大事やなって思うんで。その辺は保木本さんはやっぱりバランス取るの上手やから、やっぱりすごいなって思います。

 

でも最近は、あまりにも生活習慣が受験生として目に余る場合は注意するようになったと三浦先生は言います。

三浦先生

普段はそういうこと言わん僕に言われたから目が覚めた、って合格した後に言ってくれた子がいて。

三浦先生

それ聞いて、注意してよかったなと思いました。基本は肯定してあげたい気持ちは変わらないんですけど、やっぱりその子のために厳しく言う必要があると思ったら、そこはちゃんと言わなあかんなって思ってます。

優しくて面白くて、とにかくたくさんの生徒から慕われている三浦先生に、生徒とのコミュニケーションの取り方が分からず悩んだ日々があったとは意外でした。

あと、予備校講師に5分でなろうと決めたっていう話も私にとってはすごく衝撃的だった。でも天職って言うのは案外そういうものかもしれない。

何より私が素敵だなって思ったのは、自分が思い描いていたザ・予備校講師のスタイルではうまく行かないなってわかった時に、ちゃんと自分のやり方を変えることができたところ。

そして、ちゃんと自分のよさを活かせる形で変えられたところです。

そういう柔軟なところと、浪人時代に決意した予備校講師になるっていう初志を貫徹した意志の強さ、この相反する長所を両方持ってる人ってなかなかいないと思います。

お話を聞かせてもらって私自身学ぶことがたくさんありました。

まさかの高額会計@ココ壱¥4,507円

次回のインタビューは

では最後に次回のインタビューのご指名をお願いします!

三浦先生

これはもう決めてます。柳さんでお願いします!

ほんまに仲良しやもんなぁ。旅行もけっこう一緒に行ってたよね?

三浦先生

めっちゃ行きましたね。休塾の旅に行ってました。そしたら2人そろって留年しましたけど。

(笑)。何が一番思い出深い?

三浦先生

僕が飛行機乗り遅れて、柳さんを一人で香港に行かせたことですかね。

あったなぁ!!!あれは私も忘れられへんわ。遅刻の理由は当ブログの品位を守るために書けないけど、ほんまに衝撃やった。

三浦先生

僕もです。乗り遅れた日は自分が怖くて、家に帰って布団の中で震えてました。

真相が気になる人は、直接三浦先生に聞いてください。

というわけで、次回の講師インタビューは数学科・柳先生に決定!

今月は高進メンバーで楽しいお出かけの予定があるので、6月のブログではその模様をお届けする予定です。

柳先生の記事は早ければ7月(もう少し後になるかも)に公開するので、楽しみにしててねー。

過去の講師インタビューはこちらからどうぞ!

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