みなさんこんにちは!いやー、夏休みが終わってしまいましたね。勉強は計画通りはかどった?
脅すつもりはないけど、ここから共通テストは本当にあっという間です。
現役生は学校が始まって勉強時間の確保が難しくなるけど、入試は待ったなしで迫っているので、より一層頑張っていきましょう!
今月の勉強内容
①センター試験の過去問
さて、そろそろ勉強内容に実践的な内容を取り入れてもいいかなって時期になってまいりました。
残念ながら共通テストの過去問はまだ3年分しかないので、それを今やっちゃうと直前期にやることがなくなってしまうから、演習用の教材はセンター試験の過去問で代用するといいでしょう。
受験生さん
週に一題くらいで全然問題ないと思います。そして今はまだ80分で通して解かなくても大丈夫!
全部解いてそこから答え合わせ→見直しってなると、その日は他のことが全くできなくなるからね。
古文だけ20分で解いて答え合わせ→見直し、それで1日。次の日は漢文だけ20分で解いて答え合わせ→見直し、みたいな感じで進めて行けばいいと思います。
見直しの方法は、先月の記事で説明した模試のやり直しの仕方と重複するけどもう1回載せておきます。
点数だけで一喜一憂しても本当に意味がないので、かならず以下の作業に取り組んでね。
正解肢を確認する
模試のやり直しって、正解肢じゃない選択肢がどこ間違ってるのかを確認することに重点を置きがちなんですが、それ、あんまり意味ないです。
大事なのは正解肢をじっくり分析すること。
入試の国語の場合、解答の根拠はかならず本文中にあるので、正解肢に書いてあることが本文のどの部分に拠るものなのかを分析することが大事です。
正解肢に書いてあることが本文のどこに書いているか分からない、とか、間違いの選択肢に書いてあることが、全部本文根拠がとれるんだけど、って場合は質問に来てください。
本文を読み直す
あともう一つ、時間制限のない状態でゆっくり本文を読み直してみてほしい。
模試中は当然だけど正解肢を選ぶってことに全神経を集中させてるから、例えば古文でいうと内容がイマイチ分かっていないのに単語と文法の訳だけで答えを選べてしまった、ってこともあると思う。
もちろん共通テスト本番であれば、合っていればOKなんだけど、模試の場合は今後のことを考えるとやっぱり内容を理解できている方がいい。
逆に何となく内容が理解できたから選べちゃったっていう場合もあると思う。
特に古文は単語や文法の知識がきちんと身についていることが大切やから、傍線部以外の本文もきちんと読み直して、知識事項の確認をしておいてください。
本文の読み直しが必要なのは古文だけじゃなく、現代文や漢文においても同じ。
現代文の場合は、本文に出てくる知らない言葉の意味を調べてみるとものすごく理解度がUPするよ。
漢文は論理的な文章が多いから、論理展開や筆者の主張を確認しておきましょう。解答冊子の【本文要約】みたいなとこにまとめてくれてます。
とにかく、
間違ってる選択肢から学べることはあまりない
何でこの選択肢は間違っているのかって考える時も、「正解肢がこれってことは…」という風に正解肢ありきで考えてみるのもオススメです。
そして最後にもう一度言いますが、点数だけで一喜一憂しても本当に意味がないので、必ず本文の読み直しと正解肢の確認だけはしておいてね。
演習をしていると単語や文法、句形、語彙の知識不足を痛感すると思います。
これまでに引き続き、知識の定着にはしっかり時間を使っていこう!
②古文単語
そろそろこの時期になってくると、多義語の意味も覚えていかなければなりません。特に形容詞と形容動詞!
形容詞と形容動詞は意味が抽象的だし、本当に覚えにくいんだけど、古文の超頻出出題ポイントである、登場人物の心情を表す品詞だから、とっても大切です。
やっぱり繰り返しと、本文の中で出てきた時に、その都度単語帳で確認することで覚えられるようになっていくよ!
③漢字
そして私が激推しする、コスパ最強の国語の勉強法、漢字!
単語同様、1日5分でいいから少しずつ続けて行けば必ず変わります。
④漢文句形
この問題集は句形だけじゃなくて漢字や重要語句、文章読解も演習できるからとってもおススメです!
今月の雑談
台風で休校になった日を除き、たった1日だけの夏休み。溜まりに溜まった飛行機のマイルを消化すべく、伊丹空港を飛び立ちました。ちなみに上のちいかわは全く関係ありません。
やって来たのは東京・銀座。
友達に借りた「孤独のグルメ」に出てきた中華料理がどうしても食べたかったのです。
「孤独のグルメ」ってみんな知ってる?
もともとは深夜ドラマで、リアルタイムではかなり昔にやってたと思うんだけど、原作は漫画です。
で、この「孤独のグルメ」に近所に住んでる韓国人の友達が今めっちゃハマってて、遊びに行ったらいつも見てるから、なんか私も見るようになってしまって。
で、その時見た回で取り上げられていた料理がどうしても食べたくなって、はるばる東京までやって来たというわけなんです。
さてこのお店。
ここの「毛沢東スペアリブ」が気になって気になって。「蒸し鶏」も相当気になったんやけど、あばれ食い落ちこぼれメンバーの私には両方を平らげる実力はないから、迷いに迷って「毛沢東スペアリブ」を選択。
この手前右側が「毛沢東スペアリブ」。
たとえて言うなら、モスチキンに激辛のコーンフレークを山のようにふりかけた一品です。
テンションぶちあがって食べ始めたんやけど、か、辛い…。
最近辛さに対する適性が急降下しているのを忘れていて、ほとんど激辛コーンフレークを振り落とすという情けない結末になってしまいました。
サイドのスープとか、ご飯もすっごくおいしくて大満足やったけど、蒸し鶏にすればよかったかなと少しだけ後悔した。
さて、お腹もいっぱいになったので、本日のメインイベント会場に移動です。
昔映画でみた「ムーランルージュ」。日本で初めて舞台化されたとのことで興味があってチケット応募したらすっごいいい席が当たったので、見に来ました。
主演の女優さんが宝塚出身の方で、宝塚に在籍中はものすっごい人気でチケットを取るのが至難の業だったのだとか。
この方(望海風斗さん)。とても美しい
期待に胸を膨らませつつ劇場内に入ると…
ものすごいムーランルージュの世界観。写真で見るより実際に見る方が何倍も妖艶で幻想的でした。
そして良くも悪くもくじ運には定評のある私が引き当てた神席はこちら。
ど真ん中の前から3列目。もう近すぎて、何が何だか分からないくらいの臨場感でした。
周りのお客さんがプロ観客すぎて、手拍子とか掛け声とかのタイミングが完璧で、くじ運だけでこの場にいた私は少し肩身が狭かったです。
もちろん舞台は素晴らしくて、圧倒されまくりの3時間でした。いやー、しかし目の保養になった。
毛沢東スペアリブの辛味も鎮静化したし、何か美味しいものでも食べて帰ろうとスマホで検索しようとしたら…
何とANAから帰りの飛行機が欠航になったとのお知らせ。
はいぃぃぃぃぃ?しかも理由は悪天候だと言ってるけど、めっちゃ晴れてるやん。
大坂の天気かと思って確認したら、大阪がけっこうな雷雨だったみたい。
最近そういうの多いよな、短時間の局地的な豪雨…。いやもうほんまに今日だけは勘弁してって感じやけど、いつまでも嘆いていても仕方がない。
明日は普通に授業がある、私に残されているのは今日大阪に帰ると言う選択肢のみ。
とにかく新幹線に乗らなくては!
現在地から東京駅までの経路を調べたら、なんと徒歩が最短とのことなので、歩くことに。
幸いこの日はそこまで暑くはなかったんだけど、東京駅を目前に力尽きる。
窓の外に見える東京駅を眺めながら、水分補給をしてたらドイツ人観光客御一行様に声をかけられた。
そして、なぜか彼らが予約しているホテルをキャンセルし、別の軽井沢のホテルの予約を代行するというけっこうハードなミッションを遂行しました。
てか、てかあれで合ってるのかなぁ。ドイツ語なのか英語なのかも定かではない瞬間まぁまぁあったけどなぁ。
お礼にということで、ビール大国ドイツからお越しになったプロの皆さんに、ビールをたらふくご馳走になって、フラフラ状態で東京駅に到着。
着席と同時に意識を失い、気が付いたら新大阪にいました。
飛行機の欠航というトラブルもあったけど、おいしいもの食べて、美しい舞台を鑑賞して、国際交流もして、なかなか充実した1日でした。
でもやっぱり海外に行きたいな~。