センター試験までの残り日数の少なさにそろそろ焦り始めているころでしょうか?この時期はとにかく新しいことに手を出すより、今までやってきたことを確認して固めて行く時期。
あれもこれもと気になることはいっぱいあると思うけど、ひとつひとつ着実にこなしていこう。
では今週の勉強内容です。
必須課題
- センター試験の過去問演習1年分or『マーク式総合問題集-国語』1回分
- 『読んで見て覚える重要古文単語315』(桐原書店)第1章
- 『古文上達 基礎編-読解と演習45』(Z会)の43~45
①センター試験の過去問
過去問をやりつくして、解く問題がなくなったという人からのご相談もチラホラ。そんな時は大手予備校から出てるセンター用の問題集がおススメです。
一番は河合塾の『マーク式総合問題集-国語』(河合出版)がいいと思うけど、
それも解いちゃったっていう人は、駿台の『実践問題集』を解くとよいでしょう。
過去問演習や、予想問題のすすめ方については、こちらの記事に詳しくまとめています。
[kanrenc id=”1723″]②古文単語
今週はまた再び第1章です。
あなたの古文の得点を底上げしてくれるもの、それは古文単語!何回もやったし飽きちゃったなって人も、この1カ月はもう一度真剣に古文単語帳と向き合いましょう。
よく考えてみて、みんなの人生でもう二度と古文単語帳を開く日は来ないんやで!!
意外と単語が抜けている人、多いですよ。何度も繰り返してきたみんななら、パラっとページをめくるだけですぐに頭に入るはずです。
③『古文上達 基礎編-読解と演習45』(Z会)
2周目の演習がいよいよ今日で終わります。今週は43~45。お疲れさまでした!
プラスα課題
①マーク式基礎問題集‐現代文
8月までの毎週の勉強内容に組み込んであった内容なので、もう終わった人も多いと思いますが、まだの人・途中の人はぜひ。
現代文の演習に関しては、過去問でもちろんOKなんだけど、現代文が特に苦手という人には、演習量を強化する目的で、この問題集をおすすめします。
うえの
②古典文法
さすがにこの時期になると古典文法も固まっていると思いたいのですが、やはりそうとも言えない人がいるのも事実。
さすがにイチから古典文法をやってる場合じゃないと思うけど、自分があやふやだなって思った部分は、『ステップアップノート』や動画で確認しておくこと。
うえの
古典文法の動画授業はこちらから
[kanrenc id=”508″]③『ステップアップノート10-漢文句形ドリルと演習』(河合出版)
漢文句形については、過去問演習の際に出てきたものを確認していくという形が一番効率的だと思います。
例えばその時出てきた句形が「部分否定」なんだったら、ついでに他の部分否定も見直しておく、っていう風に勉強していくのがおススメ。
そのためには、1冊漢文句形を体系的にまとめてくれている教材は手元にあった方がいい。
うえの
今週の雑談
先週の日曜日、高進・メディック合同の忘年会がありましたので、今日はその模様をお届けします。
まず忘年会の前に、天王寺校で行われたM1グランプリについて。
M1のMは模擬講のM。
数学、物理、化学、英語の各科3年目の学生講師の先生の模擬講義を見て、その出来栄えを評価しグランプリを決めます。幹事・および司会はは化学科の百道先生がやってくれました。
今年のM1グランプリには数学科から藤川先生、物理は浅田先生、化学は渡瀬先生、英語は安井先生が出場。
厳正なる抽選の結果、順番が決まりました。トップバッターは数学の藤川先生です。
先生方も出題された問題を生徒と同じように解きます。私は全然分からんかったけど。
模擬講義は実際の授業と同じ形式で行われるので、私たち講師は生徒役。つまり当たっちゃうんだよね。当たったらどうしようってめっちゃドキドキした。生徒のみんなの気持ちがよくわかったわ。
模擬講義のあとは先生による講評タイムがあります。
先生たちの講評はさすが的確で、聞いていてなるほどなって思うことばかり。講義内容だけじゃなくて、生徒のみんながどんなところでつまづくか、話すスピード・声の大きさなどなど、詳細なアドバイスは私にとってもすごく勉強になる内容でした。
その後、物理の浅田先生、そして化学の渡瀬先生と模擬講義は続きます。
なぜか全ての模擬講義内で当てられていたのがこの2人。しんや先生と三浦先生です。何か当てたくなるんやろなー。
ちなみに、しんや先生は物理の問題で設問条件を読み落としていて、ちゃんと問題文を読むように注意されていました。また、三浦先生は、化学の時間に手順と計算を間違えてみんなの失笑を買っていました。
最後は英語の安井先生。ついに私もあてられてしまったーーー!!!!そして間違えたーーーー!!!
文構造すらとれなかった私ですよ。普段えらそうに「漢文は英語と同じ!文構造が大事やから!」とか言ってごめんなさい。英語って難しいな。
全ての先生方の模擬講義と講評が終わり、採点にうつります。
今回模擬講義をしてくれた4人の先生は、準備にもめちゃくちゃ時間をかけてしっかり練習していたのを知っていたので、それを評価する私たちも真剣。
結果はこの後に行われる忘年会で発表されます。本当に、この時点では誰が1位になってもおかしくないくらいの完成度の高い模擬講義でした。
模擬講グランプリ終了後、忘年会の会場である大阪・中之島のリーガロイヤルにやって来ました。
今年は中谷先生と鈴木先生が司会をしてくれたよ。
おいしいお料理を楽しみながら、普段は曜日が違っていて会う機会がない先生たちとも久しぶりに会って大いに盛り上がります。
宴もたけなわ、お腹もいっぱいになった頃、恒例の余興タイムが始まりました。
この時間は淳くんとしんやさんによる伝説の漫才コンビ「ピースサイン」の漫才が見られるので、私は毎年楽しみにしてるんやけど、そのネタの中で、しんやさんの
しんやさん
淳くん
っていうくだりがあるねん。でもさ、しんやさんほんまに痩せたやん?
しんやさん
淳くん
ってなってしまって、一つしかないネタがない「ピースサイン」は、しんやさんのダイエット成功によって解散してしまいました。
そんなわけで、今年はピースサインの二人に加えて数学科の松村先生と英語科の保木本先生による「突然全員が馬に変身する」というシュールなネタ。
これ誰は一体誰なんでしょう?わかりません。ただ馬のフォームは一番きれいだったのが印象的。しんやさんの動きが耐えてなさすぎて、ワロタ。全く一秒たりとも馬になれてませんでした。
余興の後はお決まりの抽選大会。定番の景品・うまい棒を引き当て、昨年うまい棒をゲットした別府先生から大量のうまい棒を授与されるしんやさん。
柳くんもいっちょまえに何かもらってたな。
そしてそして、ここからは忘年会最大のイベント。MVP講師・スタッフの表彰です。
まず最初に表彰されたのは、メディックのカリスマ個別講師、南部先生。メディックの生徒からの信頼も厚く、なんと年末にかけて30日連続で授業があるのだとか。医師国家試験を間近に控えているにもかかわらず、すごい。
しかも南部くんがこの賞を受賞するのは今年が初めてではありません。私の記憶にあるだけでも、3・4回はある気はする。
それだけ、長い年月に渡って高進・メディックのために力を尽くしてきたっていうことやもんね。本当にすばらしい☆
続いて表彰されたのは今年で高進を卒業される、物理科の濱野先生。姫路校での活躍が評価されての受賞です。
私も今、土曜日に姫路で濱野先生と一緒なんだけど、遅くまで生徒の質問を聞くために残っててあげたり、対応が本当に優しくて丁寧。
今年で卒業してしまうのは寂しいので、修士論文の審査が通らないことを祈っています。
そして生物科の谷口先生。私この日初めて知ったんだけど、谷口先生はコンクールで日本一になったこともある正真正銘のガチのバレエ・ダンサーなのだそう。
見事な開脚です。おめでとう!
次は模擬講グランプリの発表。会場に緊張が走ります。栄えあるグランプリに輝いたのは…
物理科の浅田先生でした。
私は人生で物理って1秒も勉強したことないんやけど(あれ、そんなはずはない?)、そんな私でも、「へぇ〜!」って思わせてくれるような内容やった。物理が苦手で、とっつきにくい子にはものすごくわかりやすい授業なんじゃないかな。
物理は前回のM1グランプリでも下地先生が受賞しています。科としての指導方法が確立されてるんやろうな。教科主任である中出先生の指導の賜物だと思う。
物理科には期待の新人、渡邊先生がいます。次回のM1グランプリの出場はおそらく彼になるんじゃないかと思うので、物理科3連覇をめざしてがんばってね。
続いては特別賞の発表です。
2019年の特別賞は、天王寺校・高3医阪神チームの団体受賞でした。
チームリーダーである数学科の酒井先生をはじめ、同じく数学科・隅野先生、英語科・三浦先生、化学科・渡瀬先生の4人が、連携して宿題冊子を作成したり、面談で勉強方法のアドバイスをしたりするという、きめ細かく生徒への愛情にあふれたサポートが高く評価されていました。
私は今年、講師インタビューで酒井先生や隅野先生のお話をじっくり聞かせてもらう機会があったんだけど、本当にものすごく時間をかけて生徒のみんなのために向き合っていることが分かります。
[kanrenc id=”7898″] [kanrenc id=”7986″]さかなちゃんも今年で高進を卒業。生徒として私の授業を受けてくれていたのが、まるで昨日のことのように思い出されます。本当に感無量やわ。可愛くて優しい、患者さんにとってのアイドルみたいなお医者さんになっている姿がありありと想像できるよね。
そして最後は、各賞の中で最も栄えある社長賞の発表です。
今年の社長賞は…
ここ数年、社長賞の最有力候補やったザッキー。卒業を控え、最終年度で満を持しての受賞です。
自主的に大学での学びの期間を延長しておられた山﨑先生。長年にわたって、生徒だけでなく若手講師にとっても兄貴みたいな存在で、明るく元気に高進を引っ張ってきてくれました。
かなりのポジティブキャラに認識されている山﨑先生ですが、新人講師時代はなかなか模擬講義にOKが出なくて苦しんだ経験があったとのこと。
[kanrenc id=”7797″]今回も模擬講グランプリに出場した先生たちに温かい言葉をかけてあげている姿が印象的でした。
高進・メディックの講師・スタッフ全員が満場一致で納得するような、ふさわしすぎる社長賞の受賞でした。
インスタに高進がらみの写真をあげると、高進を知らない友人・知人から羨ましがられます。
「いいなぁ、楽しそうで。私もあんな職場で働きたい」って。
それは自分でもつくづくそう思う。
生徒のみんなはもちろん私にとって本当に大切な存在。だけど私ひとりの力では絶対にみんなを合格に導いてあげることはできないから、こうして一緒に協力し合える仲間がいることはすごくすごく有難いことなんです。
今年もセンターまで、あとわずか。みんなを合格に導くため、高進・メディック一丸となって走り抜けたいと思います!