【西北校】高2古文道場の復習とその後の勉強について

1月4日~7日までの4日間、高等進学塾・西宮北口校で古文道場を開講しました。

1日3コマというハードスケジュールでしたが、受講者のみなさん本当におつかれさまでした。

せっかく長時間がんばったのだから、復習をおろそかにしてはもったいない。この記事では、古文道場の復習方法とその後の勉強内容について説明します。

天王寺校と姫路校の古文道場
天王寺と姫路校では、春期講習で古文道場を開講する予定です。

詳細はこれから自宅に郵送される春期講習の案内で確認してください。

古文道場の後の勉強内容

①本文の復習

①解答冊子を用意しましょう。

②各問題の、全文解釈のページを開きます。

授業の内容を思い出しながら、重要単語や文法にチェックを入れていきましょう。

同時に本文と現代語訳を照らし合わせることも忘れずに。

うえの

③問題冊子と①を照らし合わせて、抜けているところを再確認。

②復習プリントを解く

配布した復習プリントを解いて答え合わせをする。

ここまでを1月中に終わらせましょう。

うえの

③古典文法

MEMO

ここで紹介する参考書の演習をもう終えた人や、道場で実施した確認テストの成績が7割を上回っていた人は、④にすすんでください。

古文道場では、古文単語と古典文法のチェックテストを毎日行いましたが、このチェックテストは最低でも7割は取ってほしかった。特に文法問題は、かなり基本的な問題を出題しています

文法の得点率が7割を下回っていた場合は、その範囲を必ず重点的に確認してね。

古典文法の勉強にはこちらのドリルをおススメしています。

この問題集のすすめ方については、次の記事を参照してください。

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また、国語が大事ドットコムでは、古典文法の動画授業をyoutubeで公開しています。

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高3になるまでには絶対に古典文法と、マドンナに載っている単語の暗記は終わらせておくこと!

うえの

④古文単語

古文を読解する上で、何よりも大切なのは古文単語の知識です。古文道場のテストでは、

この『マドンナ古文単語230』を範囲としましたが、使用する単語帳は自分にとって覚えやすいものであれば何でも構いません。

一周したよっていう人も、単語は時間が経つとどうしても忘れてしまうので、何度も何度も繰り返しておきましょう。

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⑤『マーク式基礎問題集・古文』の第Ⅰ部を演習

道場では第Ⅱ部・第Ⅲ部を演習しましたが、第Ⅰ部は単語や文法、慣用表現などの小問集合です。

良問がたくさん含まれているよ。必ず解いておこう。

うえの

⑥『古文上達-基礎編読解と演習45』(Z会)

①~⑤までをすべて終えた人は、次の問題集として『古文上達ー基礎編読解と演習45』(Z会)をおすすめします。

この問題集は、文法のテーマ別に構成されている、読解の問題集です。

文法の小問演習の後に、その文法を確認できる読解問題があり、文法の復習をしながら、読解の練習もできるんです。

古文常識についても学ぶことができるので、本当におすすめ!

高3の夏休みまでに終わらせられたらOKです。

うえの

⑦漢文句形の学習

⑥と並行してすすめてほしいのが、漢文句形の学習です。おすすめする教材はコチラ。

漢文の勉強については、あくまでも古文の基礎的な学習が終わってからにすべきだと私は考えています。

ただ、皆さんの中には「古文は比較的得意だけど、漢文がどうも苦手で…」という人もいると思うので、①~⑤が終わった人に関しては、このドリルで漢文の勉強を進めて行ってください。

この問題集は、句形だけでなく、短い読解問題も演習できるので、漢文読解に必要な語彙もあわせて身に付けられる良書です。

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3学期の授業について

授業についての質問もいくつかもらったので、簡単に説明しておきます。

センターでのみ国語が必要な人

センター試験対策に特化した「高2センター国語」という講座を1月14日(月)より開講します。

この講座は、1月に古文(4回)、2月に現代文(4回)、3月に漢文(3回)と全11講で構成されています。

センター国語に必要な知識と読解力を身に付けることが目的です。

うえの

本講座は、とにかくセンターの国語の点数を獲れるようにすることが目的ですので、志望校にかかわらずどなたにも受講していただけます。

本講座は高2で終了
西宮北口校では、センター試験の通常講座は高2の3学期で完結します。

その後は講習のみの開講となりますので、センター国語に不安のある人は、このタイミングを逃さず受講してくださいね。

この講座について詳しく説明した記事です。

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この講座では再度、マドンナを教材として単語テストを行います。マドンナをもう1周して単語も完璧にしよう。

うえの

二次試験でも古文がいる人

二次試験対策の講座として、「高2東大京大国語」を1月14日より開講します。

授業の構成は、古文(4回)、現代文(4回)、古文(3回)の全11講です。

補足
本講座は西宮北口校のみの開講となります。

3学期の間は、東大京大志望者共通の授業ですが、春期講習より東大と京大それぞれ別クラスに分かれ、受験直前まで継続します。

とっても多いのが、次の質問。

受験生くん

「センター国語」と「東京国語」どっちを受けたらいいですか?

基本的には東大京大志望者は「東京国語」、それ以外の人は「センター国語」を受講してほしい。

ただ、国語が苦手な人はセンター国語の受講をおすすめするよ。

うえの

道場でも演習で120点を下回ったり、単語・文法のチェックテストが60点も獲れていないようなら、東大京大志望であっても、「センター国語」を受講した方がいいと思います。

もちろん一概に言えないし、一人ひとり事情や状況も違うので、迷う場合は相談してね。

うえの

例年、両方受講する人も非常に多いのですが、そこは他教科との勉強のバランスも見て判断してほしいと思っています。

漢文道場について

例年、4月に漢文道場を開講しています。古文道場同様、問題集を1冊演習するのですが、古文道場と違ってなんと1日完結です。

最近センター試験の漢文が難しめなので、漢文に苦手意識を持つ受験生からの相談がめっちゃ多いです。

漢文に関しては、3学期の「センター国語」でも扱うけど、3回しかないので漢文道場で問題数を補強します。

短期集中でしっかり読み方・解き方のコツを伝えていくよ。

うえの

漢文道場の日程
まだ決まっていませんが、4月の日曜日を予定しています。決定次第、当ブログと高進のホームページ、西宮北口校の掲示板でお知らせします。
漢文は古文を固めてから
漢文は書き下せば古文。漢文の読解に古典文法の知識は不可欠です。

並行すると混乱するから、やはりまずは古文をある程度先に固めてしまうことをおすすめします

漢文は、古文に比べて暗記量はだいぶ少ないので、間に合うから安心して。

質問や相談

西宮北口校には、基本的に月曜日に出講しています。直接来てくれてもいいし、当ブログの専用LINEを通して質問や相談をすることもできます。

友だち追加

LINEで質問する時は、以下の内容を必ず本文に書いてください。

  1. 古文道場を受けていた旨
  2. 名前
  3. 志望校

質問する人は、コチラの記事からLINEに登録してください。

古文道場を受講してくれたみなさん、本当にお疲れさまでした。

人数が多くて、プリント類の配布に時間がかかってしまい、ごめんなさい。

質問や相談をするのに、気後れしてしまった人もいるんじゃないかと思うので、遠慮なくLINEしてね。

うえの

本当に4日間おつかれさまでした。いよいよ受験生ですが、最後のセンター試験を華麗に乗り切りましょう☆