今日は、受験年度の7月を過ぎたあたりから取り組んでほしい問題集を紹介します。
マーク式総合問題集 国語(河合出版)
この問題集は、センターの国語の試験形式に倣った問題が5回分収録されています。
つまり現代文(評論・小説)、古文、漢文の4題を80分で解く練習をするための問題集なんですね。
なので、分野別の勉強をある程度終えてから、模試の前に時間配分などの練習として解くとよいと思います。
この問題集のすすめ方
必ず80分で解く
先述したようにこの問題集は、時間配分の練習をすることが最大の目的です。
なので、かならず1回分の問題を80分という制限時間の中で解くようにしてください。
解く順番を工夫する
センター試験の国語は、現代文(評論・小説)、古文、漢文と4題あります。
正直言って順番より、各問題を20分以内で終わらせるということが大切なんだけど、自分に合った順番があるのも確か。
この問題集の演習を通して何パターンか練習し、模試の予行演習をしておこう。
どの順番が解くのがよいか、私の考えはこちらの記事にまとめてあるので、参考にしてみてね。
[kanrenc id=”821″]演習とやり直しを別の日にする
これ、この問題集を進めていく上で一番重要なポイントです。
先述したように、まず問題を解くだけで80分かかるんです。
なので、評論・小説・古文・漢文と4題の見直しをしていたら…
うえの
それに、そんなに集中力も持たないしね。
なので、まず1日目に問題を演習し(80分)、2日目に現代文のやり直し、3日目に古典のやり直し、という具合に日を分けることをおすすめしています。
うえの
高2生もぜひ今年度のものを購入しておいてください
この問題集、とってもおススメなんですが、いかんせん5回分しか問題がないねんな。
問題量が少ないのが唯一の弱点。
実はこの問題集、毎年改訂されるねん。
なので、現在高2生の人もぜひ今年度の分を購入だけしておくことをおすすめします。
直前期に過去問とか全部やってしまって、もう解く問題がないよーって時も、2年分あるとすごく助かるんです。
うえの
やり直し
基本的には間違ってしまった設問だけでOK。できれば、「合ってたけど切れなかった選択肢」についても確認しておいてください。
うえの
現代文の場合、評論では、現代文頻出のテーマや対比関係について、小説でも知っておいた方がいい時代背景の説明なんかが書いてあるから、この【本文解説】はぜひ読んでおいてほしい。
また、古文と漢文では【全文解釈】にも目を通しておいてくださいね。