講師インタビュー(数学科・沖吉先生)
冒頭でもお伝えしたように、今週は数学科・沖吉先生の講師インタビューです。
私と宮崎
宮崎県の出身の沖吉先生は現在、大阪大学医学部の6回生。大学進学を機に大阪に来るまでは、ずっと宮崎に住んでいたそうです。
初めての一人暮らしin大阪。宮崎とは全然違った?
沖吉先生
へぇ!興味深い。例えばどんな?
沖吉先生
まぁ確かにすごいスピードで通過していくけど、いつまでも終わらなくて怖いと思ったことはないな。
沖吉先生
あれにはほんまにビックリしました。
確かに大阪人の交通マナーは全国的に見ても悪いことで有名です。
沖吉先生
そうなん?てか宮崎のヤンキーめっちゃえらいやん。逆にそっちにびっくりしたわ。
高校時代の沖吉先生in宮崎
大阪に進出
ところで何で阪大に進学しようと思ったん?宮崎やったら宮崎大もあるし、九大とかを目指す人が多いイメージがあるけど…。
沖吉先生
え、モノレール?モノレールってこれ?
10月も折り返し!
15日と言うことで、#15編成 の写真を🚝15編成は昨年から、1970年大阪万博の会場内を走っていたモノレール車両のデザインを再現した「1970年大阪万博50周年記念号」として運行しています😊
シンプルな色合いに1970年大阪万博のシンボルマークがスタイリッシュです✨ pic.twitter.com/2KuYVYevnJ
— 大阪モノレール<公式> (@OsakaMonorailPR) October 15, 2021
沖吉先生
そ、そんなすごいものなん、モノレールって。たぶん大阪を代表するものではないよなぁ。
モノレールに乗って阪大に行きたいのは分かったとして、医学部に進学しようと思ったのは何でなの?
沖吉先生
山Pの?
\HappyBirthday🎂/
本日9月3日(月)はフライトドクター、 #藍沢耕作 さんのお誕生日です👏
少しぶっきらぼうだけれど、根は優しい藍沢先生💪
おめでとうございます✨✨#劇場版コード・ブルー #コード・ブルー #山下智久 pic.twitter.com/TKkCfiHHEJ
— 『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』応援アカウント (@codeblue_eiga) September 2, 2018
沖吉先生
それでまさか…
沖吉先生
なんか嗜好が一貫しているね(笑)。
しかし、コードブルーの威力ってすごいんやな。今までにコードブルーを見て医者になりたいと思ったという生徒を何人も知っていますが、ここにもまた一人。
高進との出会い
こうしてコードブルーとモノレールをモチベーションに大阪大学医学部医学科に現役合格した沖吉先生。
昔、化学科で講師をしていた町山先生が部活(軽音部)の先輩だったというつながりで、高進で講師として働くことになったそうです。
沖吉先生
へぇ、ご両親そうやったんや!じゃあご両親からアドバイスをもらったりもした?
沖吉先生
へぇ、すごい!どんなアドバイスをもらったのかめっちゃ気になる。
沖吉先生
それはほんまにめっちゃ重要!!
授業中の目線ってほんまに無自覚なんよね。さすがお父さん、経験に基づいた素晴らしいアドバイス。
そう言えば沖吉くん自身は高校の時に塾は通ってたん?
沖吉先生
そしたら高進ってそれこそカルチャーショックやったんちゃう?たいがい変な塾やで。
沖吉先生
沖吉先生
受験生時代の思い出
ところで沖吉くんは受験生の時はどんな感じやったん?けっこう成績には余裕があったの?
沖吉先生
すごい沖吉くんらしい(笑)。で、そのまま受かっちゃった?
沖吉先生
沖吉先生
そうやったんや!それは大変やったなぁ。一人で受けに来てたん?
沖吉先生
結果合格してたからよかったとは言え、その時の気持ちを想像すると胸が痛むわ。とにかくそういう絶望的な手ごたえやったのね。
沖吉先生
沖吉先生
聞いてる私が涙しそうになってしまった、本当に心温まるエピソード。
本当に素敵なお父さんとお母さんだね。
それから受験生のみんな!入試の結果を自分の手ごたえだけで判断したらあかんで。バスを乗り間違えるほど手ごたえの悪かった沖吉先生も、結果的には合格しているのです。
何か一つの教科が思ったようにできなかった時、「あぁ終わった」って絶望して次の科目まで引きずっちゃう人がいるんだけど、入試は相対評価。自分ができなかったとしても、周りもできていなければ大した問題ではありません。
センター試験もそうだけど、特に二次試験はそうよ。東大とか京大とか2日間にわたって試験が行われる大学を受験する人は、そのことを肝に銘じておいてね。
将来は子供の命を救う小児科医に
さて現在6回生の沖吉先生。卒業後の進路のようなものはもう決まっているの?
沖吉先生
めっちゃ合ってる!沖吉くん優しいから、子供に好かれそうやし。小児科を目指すことになったきっかけは?
沖吉先生
沖吉先生
すごく沖吉くんらしいね。
じゃあ将来は心臓移植とかできるお医者さんを目指してるってこと?
沖吉先生
沖吉先生
そうか、別にみんながみんな心臓移植が必要ってわけでもないもんね。
沖吉先生
沖吉先生
誰に聞いても、みんな沖吉先生は優しいと言います。もちろん私もそう思う。
この講師インタビューのバトンを沖吉先生に渡してくれた藤川先生も、「沖吉さんは本当に本当に優しいんです」って力説してた。
沖吉先生のやさしさは、単に波風を立てない、とかそういう表面的なことではなくて、人間として根っこの部分が愛情にあふれてるんよね。
今回のインタビューで、ご両親のお話や、思い描く将来像のお話を聞かせてもらって、そのことが非常によく分かりました。
高進に通っている生徒のみんなは医学部を目指している子が多いと思うので、最後に沖吉先生からのメッセージを紹介します。
僕は小児科を目指して日々実習や勉強に励んでいます。
病院で出会った子供たちの力になりたい、という思いが今のモチベーションになっています。
正直超大変やけど、でも憧れの将来像に近づけていると思うと俄然勉強にやる気が溢れてきます。
医療に携わる仕事はかけがえのないものです。実際に目の前にいる人の命や健康や人生までを支えられる仕事は他にありません。誰にでも出来ることじゃないからこそ、君たちが目指す価値はあると思います。
何となく医学部、でも大丈夫。「人を助けたい」という気持ちはゆっくりと形になっていくはずです。
医学部を目指す学生たち、同じ受験生として一緒に残りの時間を駆け抜けていこう!!
10月23日の沖吉先生の誕生日をみんなでお祝いした時の写真
さて、気になる次回のインタビューは…
沖吉先生
というわけで、次は物理化の金川先生です!
お楽しみに~。
沖吉先生、ありがとうございました~!