YouTube読解講座も始めました!

『入試現代文へのアクセス‐基本編』とその使い方

今日は全ての受験生に使ってほしい現代文の参考書『入試現代文のアクセス‐基本編』の紹介とその使い方を説明します。

共通テストだけでしか国語がいらないよって人にもおすすめの問題集です。すべての受験生に使ってほしい!

この問題集の特長

この問題集のおすすめポイントは次の3つ。

現代文の読み方を学べる

現代文が苦手な人の多くは、「ただ文章を読んでいるだけ」なんです。文章によって出来に波がある、という人もだいたいこのパターン。

特に評論文では「対比関係」「具体例と論」など、本文構造に注意して読み進めなければならないことを知っていますか?

この問題集では一番最初に、評論文を読む上で注意すべき「本文構造」を、4つの例題を通して分かりやすく説明してくれているので、評論文の読み方そのものを学ぶことができます。

二次試験では評論文しか出題されないという大学も非常に多いので、評論文に共通する本文そのものの読み方を知っておくことはとっても大切。

②本文解説が分かりやすい

評論文の場合、抽象的な概念を論じる文章が多いため、生活になじみのない分野の話だと内容が頭に入ってこない時がある。

自分で勉強しているとこの段階で投げ出してしまいたくなるんだけど、この問題集は本文そのものに対する解説がかなり分かりやすいんです。

それにこの問題集に収録されている問題は、入試でよく狙われるテーマについて書かれた文章ばかり。本書の問題文をしっかり理解するだけで、現代文に必要な知識を身に付けることができるよ。

③語彙力がつく

私がこの問題集をおすすめする最大のポイントはここかもしれません。

とにかくみんなの質問を聞いていて思うのが、言葉の意味を知らない(or間違って解釈している)ということ。

さっき私は②のところで、「評論文は抽象的な概念論が多い」と言いましたが、例えば「抽象的」って言葉を「曖昧」という感じの意味にとらえている人がすごく多いねん。

で、出題者側も受験生のそういうよくある意味の認識違いを逆手に取った選択肢を作ってくるから、それにまんまとひっかかって間違えてしまう。

本文が理解できていないというより、単語の意味を間違って解釈してることがすごく多い!

この問題集は受験生のそういう弱点を非常によく分かっていて、重要な言葉の意味について本文の後にまとめてくれています。

特に「現代文のキーワード」っていうところ(下の写真参照)にまとめている内容が重要★

本文と関連してキーワードを覚えていける点がとってもよいと思います。

本書のすすめ方

この問題集のすすめ方について説明します。

第6問と第12問は小説なので、いったんとばしてください。

小説は、評論が全部終わってからやってみて!

うえの


STEP.1
問題を解く
まずは問題を解きましょう。制限時間を気にする必要はありません。問題を解くときは、「絶対に違うと思った選択肢にはハッキリ✖を付ける」など自分の考えたプロセスが残るように工夫しすること。

STEP.2
答え合わせをする
解答冊子には問題の解説が載っています。選択肢ごとにどこが間違っているかも説明してくれているので、自分が間違った選択肢だけでいいからチェックしよう。

STEP.3
語彙をチェック
この問題集の最大の利点。語彙のチェックをしてください。本当にこの問題集に載っているキーワードのまとめは秀逸です。 

STEP.4
本文の解説を読む
問題冊子には「本文の解説」という項目があります。そこを読んで、自分の理解に間違いがないか確認しよう。正しく読めていても、本文解説を読めばさらに理解を深められるよ。

STEP.5
もう一度を読む
そして最後にもう一度本文を読み直してみよう。最初に気付かなかったポイントが色々と見えてくるはず!

よくある質問

この問題集について、よくある質問をまとめてみました。

この問題集には記述の問題もありますが、共通テストでしか国語が要らなくても解いた方がいいですか?

必ず解いてください。記述問題と言っても、本文の該当箇所からほぼ答えを抜き出すような形の問題です。共通テストでも 本文から解答の根拠となる該当箇所を見つけられなければ、正しい選択肢は選べないので。

この問題集はいつまでに終わらせたらいいですか?

遅くとも受験年度の6月までには終わらせてほしいと思います。

この問題集は二次試験の対策にもなりますか?

めちゃくちゃなります。というのも、二次試験では共通テストよりもはるかに明確な言葉の定義力が必要だからです。結局自分の知っている語彙の中でしか、記述答案を書くことはできないので言葉の定義をしっかりと押さえるために本書は非常におすすめです。

この問題集の他のシリーズも解いた方がいいですか?

本書は「基本編」なのですが、この『入試現代文へのアクセス』には「発展編」と「完成編」もあります。「基本編」がもっともおすすめなのですが、「発展編」まではやっておいてもいいかな、と思います。ただし「基本編」が終わった時期や他の科目とのバランスにもよります。

2 COMMENTS

Kaede

質問です。
今年浪人生となり国語を初めて勉強する国立医学部志望です。中学高校では国語の授業を聞いておらず毎回期末で赤点前後の点数をとっていました。今年のセンターであわよくばいい点数が取れればいいと思い受けたところ漢字ミス1つ、評論、物語1問ずつミスり8割ちょいでした。まぐれかと思いましたが先週の模試でも評論、物語1問ずつ間違えただけでした。解答読んでも試験中に正しい判断ができていたと思います。どうして高得点取れたか考えたところ本読むのが好きで月1.2のペースで本を読んでいたからだと思いました。それで本格的に9〜10割目指して勉強しようと思っています。ですが今まで勉強しておらず何をやって良いのか分かりません。スタサプスタンダード→入試現代文のアクセス(入門編)→赤本
で9割オーバー行けると思いますでしょうか。返答お待ちしてます。

返信する
うえのあい

コメントをいただいていたのに、気付いておらずお返事が遅くなりました。ごめんなさい。

センター試験の国語の現代文についての勉強方法についてですよね?

赤本というのはセンター試験の過去問ということで言っておられるのであれば、その方法で問題ないと思います。

過去問演習(赤本)は夏休みから始めても十分間に合うので、もし時間に余裕があるようなら、河合出版の『マーク式総合問題集・現代文』を演習されることをおススメします。

お返事が遅くなり、すみませんでした。
コメントありがとうございました。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です