2020年に廃止され、新試験へと移行することが発表されましたが、現行の入試制度では最も重要なテストであるセンター試験。
来る日も来る日も、私の元には「国語何すればいいですか」という質問が絶えません。
まず重要なことを言います。国語は高3になってからでは間に合いません。
[kanrenc id=”3906″]特に医学部など、センターで高得点をとる必要のある学部を志望している人ならなおさら。
受験生くん
そんな高2生のために、今日は高2の間にやっておくべき問題集を5冊紹介したいと思います。
古文
センター国語の勉強は古文から始めるべき。
なぜなら古文が最も暗記しないといけないことが多いからです。
また覚えた分だけ、確実に点数につながっていく分野でもあるので、勉強するメリットは大。
ただ、アウトプットの練習もしないといけないので、その分早めに始めるのが吉です。
うえの
①マドンナ古文単語230(Gakken)
マドンナ古文単語230 パワーアップ版: 別冊単語カードつき (大学受験超基礎シリーズ)
何はともあれまず単語から。
センター試験に必要な古文単語は300語程度です。なのでこの単語帳では少し語彙量は足りないのですが、その分1つ1つの単語についての説明は非常にしっかりしています。
まず高2の間はこちらの単語帳で古文単語の基礎を勉強してから、高3になって語彙数の多い単語帳にすすむことを私はすすめています。
②ステップアップノート30‐古典文法基礎ドリル(河合出版)
単語と並んで重要なのが古典文法。
やみくもに暗記するだけでなく、体系立てて理解しなければならないので、時間がかかるし、古典文法が分かっていなければ漢文句形の勉強にも支障が出ます。
センター試験はこれだけで大丈夫です。
絶対に受験年度(高3)になるまでには終わらせてほしい1冊です。
すすめて行く順番が大事なので、必ず次の記事を参考にしてください。
この問題集のすすめ方
この参考書を効率よく勉強できるすすめ方(演習の順番)について説明しています。
動画授業とあわせて使う
国語が大事ドットコムでは、無料の古典文法動画講座を公開しています。
ここで紹介している『ステップアップノート』は動画講義の復習教材としても使用を推奨しています。
うえの
漢文
③ステップアップノート10‐句形ドリルと演習(河合出版)
古典文法と古文単語の学習が終わったこのタイミングで、漢文句形の勉強もスタートしていきましょう。
漢文の勉強をするにあたって、まず最初に着手すべきは句形の勉強です。
句形の勉強用の参考書としては、間違いなくコチラが最良の1冊だと思います。
②と並行して演習することはおすすめしません。
うえの
現代文
④『入試漢字マスター1800+』(河合出版)
漢字の勉強って、みんな本当におろそかにするんですが、とっても重要です。
センター試験でも二次試験でももちろん漢字の問題は出るのですが、漢字の勉強から得られるメリットは何よりも語彙力がつくこと。
それに、現代文だけでなく漢文の勉強にもなるんですよ。そんなに頭を使わなくてもできるので、スキマ時間を有効に活用してすすめて行ってほしい。
⑤『入試現代文へのアクセス‐基本編』(河合出版)
この現代文の問題集は本当におススメ!
高3生にも私はこの問題集を薦めるんですが、高2の間に終わらせておくとなおよいと思います。この問題集のおすすめポイントや使い方については次の記事をしっかり読んでおいてください。
以上の5冊が高2の間に終わらせておきたい問題集です。
受験生くん
そんな風に思ったあなたにぜひ受講してほしい講座を紹介します。
高2生対象「月イチ国語道場」
この講座は7月~12月までの6カ月間、月に1回の講義とテストで構成されています。
うえの
自宅学習と教室授業を組み合わせることで、この記事で紹介した参考書を高2の間にすべて終わらせられるカリキュラムになっています。
部活や学校行事で忙しい高2生が無理なく勉強できるよう、講義は月に1回だけ。
毎年申し込み開始日に定員に達してしまう講座ですので、受講をお考えの際はお早めにお申し込みくださいね。
2018年度の講座は6月24日よりお申し込みを受け付けます。