毎年、多くの生徒さんに受講していただいている古文道場。
今年度も1月上旬に西宮北口校で開講し、80名の生徒さんに受講していただきました。
- 古文に抵抗がなくなった
- 文章が読みやすくなりました
- 4日通して古文を解くのが楽しくなりました
- 古文が急成長できました
- 読解する際のポイントなどを理解することができた
- この4日間で自分の弱点をみつけることができたのでとてもよかったです
- 古文の苦手意識がなくなりました
- 単語をちゃんと覚えなおす機会にもなったし、長文も短時間で読めるようになったかなと思います
このように、たくさんの人がその効果を実感してくれた古文道場。天王寺校と姫路校でも開講することが決定しましたので、詳細をお知らせします。
講座の内容
問題集を購入する
まず受講者のみなさんは、こちらの教材を各自で購入し、当日持ってきてください。
マーク式基礎問題集・古文(河合出版)
この問題集は、センター古文の対策としての受験期の序盤に解くためのものとして非常におすすめです。
この問題集の詳細はこちらの記事をどうぞ。
[kanrenc id=”3818″]授業時間内に演習し、直後に解説
古文道場の最大の特徴は、16題の長文読解問題を授業時間内に演習し、直後に解説講義を行う点です。
解説で説明した知識が別の問題でそのまま出てくるため、すぐに学んだ内容を次の問題に活かすことができるのです。
うえの
この問題集は全部で3部の構成になっています。
第Ⅰ部 | 重要古語・語法確認 | 小問19題 |
第Ⅱ部 | 基礎レベル演習 | 長文8題 |
第Ⅲ部 | 基礎レベル完成演習 | 長文8題 |
このうちの第2部と第3部、計16題の長文を授業時間内に演習した後、解説を行います。
1題あたり10分~15分くらいの時間で生徒のみなさんに演習をしてもらったあと、すぐに解説講義(約30分)を行います。
国語は他の教科と比較し、何で間違っているのかが分かりにくい。むしろ何で合っているのかが分からない時もあるくらい。
問題を聞いた後、解説を聞くまでに時間が空いてしまうと、自分でもなぜその答えを選んだのかを忘れてしまって、何が間違いの原因なのかが分からなくなってしまうんです。
しかし古文道場では、演習の直後に解説を聞くことで、自分が何ができていなかったのかを確認し、正しい知識をその場で吸収できる。
また、学んだ知識を次の問題の演習に活かせるため、短期間で古文の読解力をあげることが可能なんです。
特製プリントで復習
古文道場を受けるだけでも、古文の成長は実感してもらえると思いますが、やはり復習をしなければその効果は半減します。
講座の最後に、『マーク式基礎問題集』に出てきた暗記事項を復習できる、確認プリントを配布します。
演習形式になっているので、講座の終了後はそのプリントを使って道場で学んだ知識の定着をはかりましょう。
うえの
古文道場を受けてほしい人
- 古文が苦手な人
- 放っておいたら古文なんか勉強せんやろな、という人
- 国語で絶対に点数を稼ぎたい人
- 国語の勉強をあまりして来なかった人
- 古文の基礎から確認したい人
直近のセンター試験の傾向を見ると、古文の基礎知識を問う問題が増えています。以前に比べ対策しやすくなったことは間違いありません。
しかし現代文や漢文に比べ、はるかに暗記量の多い古文。また漢文の対策もある程度古文の知識を習得してからする方が効果的です。
教材としている『マーク式基礎問題集』はその名の通り、基礎的な力を養成するための問題集。
古文が苦手な人でも、何ら問題ありません。むしろ古文道場は古文の苦手な人の力になりたいと思って開講された講座です。
古文に対する苦手意識が解消されれば、国語に対する不安の半分は解消されますよ。
うえの
古文道場を受講するメリット
①時間の節約になる
仮に、本講座を受講しなかったとしても、教材として使用する『マーク式基礎問題集』は購入して、演習してください。
この問題集の解説冊子は非常に丁寧ですし、独学で進めていく問題集としても適していると思います。自分でやっていくのも一つの手。
ただ、間違いなく言えることは、自分で進めていくより講座を受講する方が結局時間が節約できるということ。
自分で問題を解いて答え合わせして解説を見ても、どこが大事なのか、何で間違ったのかが分からなければ意味がありません。
それだったら解説講義で大事なポイントをメリハリ付けて押さえた方が効率的だと思いませんか?
本講座の内容は基礎知識の確認がメインです。
基礎が大事だってことはみなさん耳にタコができるほど聞かされたと思います。
しかし、基礎の確認って自分でやるのめんどくさいんですよね。めんどくさいからさきのばしにしちゃう。
こうして苦手意識とあせりが積もり積もっていくんです。
古文道場はそのめんどくさいことを半ば強制的にやる、まさに「道場」なのです。
基礎知識の確認を先延ばしせずにさっさと終わらせ、早く応用的な問題に取り組めるように準備できることこそが、本講座の最大のメリットです。
うえの
②テストゼミで緊張感と集中力を維持できる
本講座では、授業時に時間をはかって問題演習を行います。マークシートに記入してもらった答案は回収し、採点ののち、個人成績表を返却します。
うえの
③単語力がつく
本講座でもっとも重点を入れているのは単語力の強化。古文の文章を読んで理解できるかは、単語力に大きく左右されます。
またここ2・3年のセンター試験は単語力を問う問題が多く、受験生がまっさきにすべき国語の対策は古文単語の暗記だと言えるでしょう。
ただ、古文単語は多義語(1つの単語に複数意味がある語)が多く、単語帳を見て覚えるだけでは、センター試験で正しい選択肢を選べる力は身につかない。
古文道場では、単語帳で覚えた単語を正しく文章でアウトプットできるかを実践演習することができます。
④古典文法の確認ができる
古典文法に関しても、同様です。授業をしていても、古典文法の知識に不足している生徒さんが多いことに驚いています。
読解の基礎になる知識が古文単語なら、古典文法は得点の基礎になる知識です。
いくら大意がつかめても、文法的な解釈を間違えば正解にはつながらない。
また、文法問題なら解けるけど、読解問題の中で文法的なポイントに気づくことができない人って多いんです。
古文道場では、単語と同様に実践的な文法知識もしっかりと身に付けます。
⑤古文常識を習得できる
受験生の頭を悩ませるのが古文常識です。
現代とは全く異なる常識のもとで書かれた文章ですから、我々の感覚で読んでしまっては理解できないのは当たり前。
古文道場では様々な時代・ジャンルの文章の読解を通して、独学では勉強しづらい古文常識についてもしっかり解説。
その結果、古文の世界観が理解できるようになって、難しい文章もスラスラ読めるようになります。
⑥古文読解のコツがつかめる
初見で読んだ古文の文章の内容が全くつかめなかった、という経験をした人、多いのではないでしょうか。
もちろん単語力をつけることでずいぶん改善される。
でも古文が読めない原因は他にもあるんです。
それは、
- 主語が省略されるから。
- 1文が長いから。
古文道場では、問題演習の後の解説で、古文を効率的に読むためのコツをお伝えします。
また長文を1日に4題、4日で16題と量も十分にこなすので、古文の読解力が上がったことが自分でも実感できますよ。
古文道場までにしておくこと
ここまでの内容を読んで、「よし!受けてみよう」と思ってくれたあなた。
古文道場までにはまだ時間があります。道場の効果を最大限にするため、古文単語と古典文法に関してはひと通り勉強しておいてほしい。
古文単語
古文単語については、この『マドンナ古文単語230』(Gakken)という教材がおすすめです。
マドンナ古文単語230 パワーアップ版: 別冊単語カードつき (大学受験超基礎シリーズ)
古典文法
古典文法についてはコチラの『ステップアップノート30‐古典文法基礎ドリル』(河合出版)がおススメ。
開講日時やお申込みについて
開講日時
3/21(水),22(木),23(金),25(日)
13:20~16:45
※3/24(土)は授業がありませんのでご注意ください。
4/5(木),6(金),8(日)—13:20~16:45
4/7(土)—10:00~13:15
※4/7(土)のみ授業時間が異なりますのでご注意ください。
受講料
90分×8コマで8,000円(税別)です。
受験生の皆さんに受講していただきやすいように、1コマあたり1,000円と非常にリーズナブルな価格に設定しております。
お申し込み方法
高等進学塾の各校舎でお申し込みを承ります。
大変申し訳ありませんが、お電話でお申し込みをしていただくことはできません。あらかじめご了承ください。お近くの校舎にご来塾の上お申し込みください。
欠席や遅刻、早退した場合
受験生くん
欠席した日の分はVOD受講が可能です。マークシートも受講後提出してもらえれば採点しますので、大丈夫ですよ!
お問い合わせ
古文道場の内容についてご質問がある場合、次の2つの方法でお問い合わせをしていただくことができます。おすすめはLINEです。
LINEでのお問い合わせ
- 下の緑のボタンをクリックし、「友だちに追加」してください。
- 質問内容を入力し、送信。普通のLINEと同じように使っていただけます。
なお、私と1対1のやりとりになりますので、ご連絡先や質問内容が他の方に知られることは一切ありません。ご安心ください。
メールでのお問い合わせ
メールでのお問い合わせでは、送受信のトラブルがこれまでに何件かありました。
メールでのお問い合わせの場合は、パソコンのメールアドレスをご入力いただきますようお願いします。
最後に
2012年より開講し、今年で5年目を迎える古文道場。本当に多くの生徒さんに受講していただきました。
国語という対策しづらい教科の中で、古文は何をすべきかが明確です。
ただ、それに気付いた時にはもう間に合わない…。毎年そんな生徒さんをたくさん見てきました。
古文道場では、難関大学の合格を目指す生徒さんに、他の受験生よりも1歩早くスタートを切って、国語に対する苦手意識をなくしてもらいたいと思っています。
古文の目途がつくだけでも、だいぶ国語が楽に感じられるはずです。古文が苦手で途方に暮れているみなさんの受講をお待ちしています
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