受験生のみなさんから、
受験生くん
受験生さん
と聞かれることが多いので、記事にしてまとめておくね。
センターの過去問何年分やればいい?
共通テストの対策としてセンター試験の過去問をとれくらい解けばよいかという質問に関しては、2018年以降の問題は最低限やっておきましょう、とお答えしています。
というのも共通テストの試行試験を見る限り、2018年以降のセンター試験に関しては、共通テストを意識して作問したのではないかと思われるからです。
受験生さん
全然OKです。あくまで最低限って話なので。あ、もちろん共通テストの過去問も解いて下さいね。
過去問以外の予想問題集
過去問3年分以外には、各予備校系出版社から出ている予想問題集を解いておこう。
個人的には河合出版の『共通テスト国語』が一番よいかと思います。
1冊だけでいいんだけど、もし河合の終わってまだ解く余力があるという人には、
この代ゼミのがおススメです。
ただ、解いたらいいってものではなく、ペース配分や時間配分、やり直しなども大切です。予想問題集の演習に関しては、量より質を心がけてください。
どれくらいのペースでやればいい?
うえの
共通テストの国語って解くだけで80分かかるやん?
それ解いて、4問のやり直ししてってしてたら1日国語で終わってしまいます。
直前期の大切な時期にさすがにそれは厳しいので、過去問や予想問題の進め方については以下の方法を推奨します。
- 80分で解く(1日目)
- 現代文の見直し(2日目)
- 古文と漢文の見直し(3日目)
そう、解く日とやり直しの日を分けるねん!こんな風に、3日に1題って感じで予定を組むと、他の教科とのバランスもとりやすいし、集中力も維持できるよ。
受験生くん
ダメってことはないけど、直前期はやっぱり80分で解く練習をすべき。
80分で長文を4題ってかなりタイトやねん。だから時間配分の練習もかねて、演習は80分通しでやった方がいい。
やり直しはどうするの?
先ほども言いましたが、量より質です。解く題数よりも丁寧にやり直すことの方が大事。
この記事で紹介した問題集はすべて解説が充実しているから、解説をしっかり読んでやり直しに時間をかけよう!
現代文は選択肢に重点を置いたやり直し、古文漢文は本文に重点を置いたやり直しが効果的です。
現代文の場合
選択肢に重点を置いたやり直しが効果的。
まず答えが間違っていた時、何でその選択肢が✖なのかを解説を読んで確認します。
うえの
答えは合ってたけど、他の選択肢とけっこう迷ったって時。
その迷った選択肢が何で✖なのかをしっかり確認しておくと正答率が上がっていくよ!
古文の場合
基本的に古文は訳せたら解けます。
選択肢というよりは、
- 解答根拠が見つけられたか?
- 解答根拠を正しく現代語訳できているか?
が大切です。
間違えてしまった場合は、正解肢を参考にして本文の中から解答根拠を探し、その部分の重要単語や文法、主語補足に間違いや抜けがなかったかを確認してください。
うえの
漢文の場合
漢文は、句形や漢字の確認はもちろんのこと、対句の有無や筆者の主張を理解できているかが大切です。
やり直しの際のポイントは、解説の【本文解説(もしくは本文要約】をよく読むこと。
大抵の場合、解説のページの【出典】のあと、【書き下し文】の前にあります。
そして、現代文・古文・漢文の全体を通してとっても大切なこと。
それは正解肢をしっかり確認する、ということです。
ほとんどの人が、「正解肢以外の選択肢が何で間違っているのか」に重点をおいてやり直しをしてるんやけど、本当に大事なのは正解肢です。
共通テストの対策として、センター試験の過去問を解くことはとっても意味があることだと思います。
あともう少し、この記事で説明した方法で共通テストの国語の対策をがんばってみてくださいね☆