現代文に関しては、本当に勉強方法に悩んでいる人は多いと思います。
なかなか独学することが難しい教科だと思うのですが、そんな現代文という教科の成績を上げる上でおすすめの参考書を紹介するよ。
『現代文読解基礎ドリル』(駿台文庫)
書店で買う時は
現代文のコーナーではなく、駿台文庫のコーナーに置いてあることが多いです。
そんなにたくさんは置いていないので、ない時はネットで買うか、取り寄せてもらってください。
この参考書の特長
読み方を説明してくれている
現代文の問題集はたくさんありますが、それらの多くが問題とその解説に終始しています。
現代文に悩む人のほとんどが、「解説を読んだら分かるけど、自分では解けない」、そんな風に思っているはず。
この参考書は、現代文を読む上で必要な読み方を分かりやすく説明し、後にその読み方を練習できる問題がついています。
現代文を読むときに、どんな点に注目すればいいかが分かりやすく書いてあるよ。
読み方もいくつかの章に分けられてあって、説明の後にその読み方を練習する問題がついています。
解説が詳しい
演習した後、解説冊子を見れば自分がどこに注目しなければいけなかったかがわかりやすく書いてあります。
なので、それを見れば簡単に本書の読み方を再現することができる点も本書をおすすめする理由。
受験生のみなさんからよくこんな質問を受けるんだけど、
受験生くん
現代文って結局どこに線を引いたらいいのか分かりません。
受験生さん
先生の言うとおりに線を引いたけど、自分で読めるようになった気がしません。
この問題集はそんな人にピッタリ!本文のどこに線を引くべきか、どうしてそこに線を引かなければならないのか、を教えてくれる問題集なんです。
本書の使いかた
①まず各章の最初の読みかたの部分をよく読む
➁そしてその読み方に従って問題を演習する
本文にもしっかりチェックを入れて!
例えば、こんな風に「対比」のときは色分けをしたりして、読みかたを実践できるようにしよう。
③解説冊子で確認する
解説冊子では、本文中の注目箇所(線を引くべき箇所)をかなり分かりやすく説明してくれています。
それをよく読んで、自分が解いた問題と照らし合わせて確認しましょう。
現代文の対策に困っている受験生は多いと思います。苦手な人ほど、塾や予備校で対策講座をとった方がいいと思うけど、この参考書は読み方が学べるのでとってもおすすめやで!