今日は国公立大を志望している人で、二次試験に古文が必要な人におススメの参考書を紹介します。
二次試験はセンター試験とは違い、記述式。
選択肢形式の問題の場合は、本文を読んで内容を正しく理解することができれば、解答は導き出せます。
でも、記述式の場合は…
- 設問の意図を正しく理解し、聞かれていることに対してズレていない解答を用意しなければならない
- それを正しい日本語で相手に伝わるように文章化しなければならない
というわけで、このような力を鍛えるのに最適の問題集を紹介したいと思います。
おすすめの問題集
『得点奪取 古文』(河合出版)
この参考書は、採点基準をめっちゃ分かりやすく説明してくれているので、
受験生くん
という人にもおすすめです。
センターだけでしか古文が要らない人や私大志望の人はこの問題集の演習は必要ありません。
この問題集を解く前に
ただしこの参考書は、
- 古典文法
- 古文単語
- 共通テストの対策
の学習を済ませてからでないと、難しくて手が出ません。
参考書や問題集としては、以下の教材の学習が終わってから取り組むことをおすすめします。
古典文法
古文単語
共通テスト
この問題集のすすめ方
この問題集の中でとりわけやっておいてほしい問題は、第1問・第2問・第5問・第6問・第7問・第9問・第11問・第12問の8題です。
解答用紙がついているので、1題を30分で演習し答案を作成しましょう。
先述したけど、採点基準が明確なので自己採点しやすいところがこの問題集をおすすめする最大の理由です。
ただね、この問題集けっこうむずかしいねん。
なので古文が苦手な人は、この『得点奪取』はとばして、下の参考書を徹底する方がいいと思います。
『古文上達―読解と演習45』(Z会出版)
この問題集にとりくむ時期
この問題集は、二次試験の冠模試(例・「東大実践」とか「京大オープン」など)が始まるくらいから着手するくらいで十分です。
受験年度の7月くらいまでは上で紹介した参考書・問題集に取り組み、基礎事項を徹底することを優先してください。
またセンター試験が終わってからの直前期に取り組む問題集としてもおすすめですよ。
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