YouTubeで学ぶ☆古文の読解講座

みんな、お家で勉強してますか?コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令で、私が出講している塾や学校もすべて休校になってしまいました。

ひとり黙々とおうちで勉強しているみんなのために何ができるやろうと考えた結果、やっぱり私にできるのは国語の勉強のサポートしかない!

というわけで、古文の読解講座をYouTubeで始めることにしたよ。

単語も!文法も!!古文常識も!!!

まとめて全部勉できちゃうので、ぜひ見てみてね☆

古文の総合的な力がつく!

本講座の最大の特徴はこの点です。単語だけ、文法だけの勉強ももちろん大事。だけど、文章の中で出てきたときに正しい意味で解釈できないと得点にはつながらない…。

多くの受験生から相談を受けるんだけど、

受験生くん

単語も文法も覚えたのに全然古文が読めないんです…。

同じ悩みを持っている人は多いんじゃないでしょうか?

この講座では単語や文法の断片的な知識を、文章読解を通してアウトプットするので、実践的な解釈法を身に付けることができます。

また、単語や文法だけでなく、古文常識や文章読解、そして訳出のコツなど、古文の読解に必要な力を向上させられるよ。

本講座の7つの特長

①実戦的な単語力がつく

古文単語を暗記する際、単語帳を使って勉強することももちろん重要ですが、それだけでは入試問題に対応できる力を養うことはできません。なぜなら古文単語はやたらと意味が多いから!

そしてこの多義語の解釈こそが、入試問題における最大の出題ポイントなんです。

【古文単語の勉強法】3つのコツと単語帳の使い方教えます☆

入試では多義語ほどよく出題されるのね。ただ、多義語の訳し分けって単語帳だけの勉強では絶対にできるようにならないねん。

じゃあどうすればいいのか。

それはたくさん文章を読むこと。実際の文章の中でどのように使われているのか、文脈に応じて判断しなければ正しい訳出はできないんです。

本講座で扱う文章中には、そんな入試に頻出の多義語がたくさん登場します。

解説を聞いて多義語が持つ意味の訳し分け方を知り、得点につながる単語力を養おう☆

古文単語帳おすすめ★ベスト1『重要古文単語315』その効果的な使い方

②頻出文法を確認できる

文法の単独問題が出なくても、古文を読解する上で文法の知識はとっても大切。本講座の解説の中で扱う文法事項は、読解上特に重要なものばかりです。文法だけを勉強していた時には気づけなかったポイントもたくさん学べるよ。

ただ文法は、まず一通り範囲を網羅的に勉強しておくことをおススメします。文法が未習の人は文法の動画授業もあるので、そっちも視聴してみてね。文法の動画は下の記事から見られます。

文法のYouTube講座

1講座15分!古典文法をYouTubeで完全マスター☆

③古文常識の習得

古文の世界と現代とでは、人々の価値観も社会のあり方も風習も、何もかもが全く違います。

単語や文法を暗記することも大事だけど、古文を正しく読解するためには、古文常識と言われる当時の思想や社会についての背景知識を学ぶ必要がある。

でもこれって独学が難しいねん。

独学は難しい!?絶対に押さえておきたい古文常識はこの2つ☆

本講座では、実際の古文を通してそんな古文常識をわかりやすく解説しています。古文常識を知れば古文は確実に面白くなるよ!

どうせ勉強しないといけないなら楽しく勉強してほしいから、みんなに「古文って面白いやん」って、そう思ってもらえるように、古文常識の解説には特に力を入れています。

④初見の文章を読解するコツを伝授します

定期テストと入試問題の最大の違いは初見の文章かどうか。学校の授業であらかじめ内容を把握している文章を読むのと、その日初めて見た文章を読むのとでは、当然のことながら理解度は全く異なります。

受験生さん

何を言ってるのか内容が分からないんです…。

結局受験生のみんなの悩みってここだと思うのね。

初見の文章を正しく理解するためには、前述した単語や文法、古文常識などの知識ももちろん大事だけど、現代語とは違う古文ならではの読解のコツがあるんです。

本講座では、初見で古文を正しく理解できるように読むためのコツを余すことなく伝授します。

古文がスラスラ読める!5つのコツを教えます

⑤訳出問題を集中的に対策

全ての入試問題で出題される現代語訳出問。各レッスンには数題の訳出問題を設定しています。

特に国公立の二次試験や難関私立大学で、点数を取りこぼさないようにするためのポイントについて重点的に解説しているよ。

⑥すべての入試に対応

本講座の内容は、共通テストだけでなく、国公立の二次試験や私大にも対応しています。

入試の種類にかかわらず、どんな問題を解く上でも必要な古文の基礎力をつけるのが本講座の目的です。

なので受験年度の方に限らず、高1や高2などのプレ受験生の方にも視聴してもらえます。

⑦1レッスン30分

なるべくみんなに無理なく続けてほしいので、1レッスンは30分以内になるようにしています。

30分だけ集中してYouTubeを視聴するだけで、メキメキ古文の力がついていくよ。

講座の受講方法

STEP.1
テキストをダウンロードする
下の各レッスンの内容のところにテキストダウンロードボタンを設定しています。お家にプリンターがない人はお手数ですが、USBに保存してコンビニに行ってくれたら印刷できるよ。
STEP.2
本文を読む
本文を読み、内容が把握できるかどうか確認してください。
STEP.3
太文字部分を現代語訳する
太字になってる部分を現代語訳してみてね。
STEP.4
YouTubeを視聴する
Youtubeで解説を見よう!各レッスンの動画は下に貼り付けています。

各レッスンの内容

Lesson1 沙石集


Lesson1のテキスト

Lesson1では受験生のみんなが苦手とする主語補足について説明しています。また、入試頻出のジャンルである説話の読解ポイントもあわせて確認しておきましょう!

Lesson2 宇津保物語


Lesson2のテキスト

Lesson2では助詞を重点的に扱います。助動詞に比べると、学校の授業でもあまり詳しく勉強する機会はないんじゃないでしょうか?助詞は訳出時に必ず得点が配点される重要な分野です。選択肢を切る上でも大きなヒントになるので、しっかり学んで人と差をつけよう!

Lesson3 宇治拾遺物語


Lesson3のテキスト

Lesson3では古文特有の夢の解釈方法を学びます。そしてみんなの苦手な多義語もたくさん登場するよ。30分を少し超えてしまいましたが、内容は盛りだくさんです。訳出部分はちょっと難しいものもあるけど、ぜひトライしてみてね。

Lesson4 宝物集


Lesson4のテキスト

Lesson4では古文を読む上で非常に重要な仏教思想について学んでいきます。Lesson3 がちょっと長かったので今回は短めにしてみたよ。仏教思想の基礎がとても分かりやすく学べる文章です。本文が短く、内容もそんなに難しくないので現代語訳出問は少し難しめに設定してみました。ぜひチャレンジしてみてね☆

Lesson5 土佐日記


Lesson5のテキスト

Lesson5では、古文において「月」がどのようにとらえられているのかを学びます。和歌の題材にもしょっちゅう用いられている月。古文特有のとらえ方をしっかり学びましょう。

Lesson6 大鏡


Lesson6のテキスト

Lesson5では受験生の苦手な和歌の解釈と主語補足を扱っています。そして題材にしている『大鏡』は入試に超頻出の作品。作品の背景知識を知っていないと正しく内容が把握できない場合があるのでしっかり確認しておきましょう。

Lesson7 枕草子


Lesson7のテキスト

今週は誰もが知ってる『枕草子』。古文単語を覚える上で最も厄介なのが形容詞と形容動詞なんだけど、今回の文章には入試に頻出の形容詞・形容動詞がたくさん出てきます。あと疑問と反語の見分け方や、二次試験での現代語訳出問題で気を付けてほしいちょっとしたポイントについても言及しています。そして、最後になぜか「古典」というものについて熱く語ってしまいました。すみません、スルーしてください。

Lesson8 紫式部日記


Lesson8のテキスト

「源氏物語」の作者として有名な紫式部が書いた紫式部日記を扱います。彼女はこの日記の中で清少納言について言及しているのですが、その内容は非常に衝撃的。

Lesson7に引き続き、このレッスンでも形容詞と形容動詞の訳出に焦点を当てています。難度はさらにアップしているよ。

話のついでに、最後の雑談部分で受験生にぜひ知っておいてもらいたい平安時代の重要な人物関係についても説明しています。いつもとくだらないどうでもいい話ではないので、最後まで視聴して

Lesson9 今昔物語集


Lesson9のテキスト

受験生のみんなが超苦手とする掛詞の解釈法や見つけ方を勉強します。

実は掛詞にはオモテの意味とウラの意味があるんだけど、この関係をしっかり押さえることで、掛詞の理解度は格段にアップするよ。

このレッスンで扱った文章は、私が個人的にとっても好きな話。亡き主人を思って詠んだ和歌がとっても素敵やねん。

その他もろもろ古文常識についても説明しているよ。

Lesson10 十訓抄


Lesson10のテキスト

今回のレッスンでは共通テストでこんな感じの文章が出るんじゃないかなという予測のもとに文章を選んでみました。

内容も、
・夢の解釈
・説話の教訓
・指示語の内容把握
ともりだくさんです。いろいろ欲張ったら少し長くなってしまいました…。