マーク模試おつかれさまでした!!自己採点の結果はどうだった?
いい感じだった人はその調子で☆
思ったような結果が出なかった人も、落ち込んでいる時間はないで!
これからどうするかが大切です。ちゃんと自分ができていなかった教科の対策を考えること。
うえの
あとはマーク模試の結果を受けて、今後どのように勉強していくかをしっかり考えてね。
必須課題
- 第2回全統マーク模試のやり直し
- 『読んで見て覚える重要古文単語315』(桐原書店)第1章
- 『入試漢字マスター一八〇〇+』(河合出版)の書き取りCの361~480
- 『古文上達 基礎編-読解と演習45』(Z会)43~45
①マーク模試のやり直し
とにかく今週はマーク模試のやり直しをすることが最優先です。国語って時間が経てば経つほど、自分がどんな風に考えて答えを出したのかを忘れてしまうから、とにかく早めにやり直しておくこと。
やり直しの手順
- 自分が間違えた問題をもう一度解く。
- 再度答え合わせをして合っていればOK。間違っていた場合は、なぜ自分が自分が選んだ選択肢が✖なのかを解答冊子で確認する。
受験生くん
うん、それだけでいいねん。単語の確認など暗記事項の整理もそりゃできたらすればいいけど、模試のやり直しにおいて大事なのは自分の失点の理由を自分で分析すること。
やり直しをした結果、「あとで解き直したら全然わかったのにー、何でこんなん選んだんやろ!?」って場合はそんなに心配しなくていい。
そういう子は時間配分とか解く順番をもう少し工夫した方がいいかもね。
とにかくまずはやり直しをして、自分がなんで出来なかったのかを分析しましょう。
もちろん、模試の成績を受けての相談にも乗るけど、必ずやり直しをしてから相談してください。
すっごく多いのが、点数だけ言って「どうしたらいいですか?」っていう丸投げの相談。そんな相談には私も「過去問解こう」としか言えません。必ず、自分なりに何でできなかったこんな点数になったのかをきちんと分析し、それを私に説明してください。
自己分析の例
評論で時間を取りすぎてしまい、古文・漢文にかける時間がほとんどなくなってしまった。古文は、やり直して見たらできたが、やはり評論は解き直しても間違った所が多かった。漢文は句形や読みが覚えられていないと思った。
古文の単語は結構覚えているが、漢文はほとんど学校の授業もなく対策できていない。漢文の知識事項の勉強はどうすればいいか?
評論は普段から苦手だが、なにか強化するのによい問題集はあるか?今は学校の授業で週に一度過去問を解く程度。
このように、
- 今回のマーク模試の結果についての説明
- 今まで自分が勉強して来た内容(あるいは今やっていること)
- それぞれの分野に対して苦手意識があるかどうか
などを教えてください。
意地悪で言っているのではなく、漠然とした質問には漠然とした答えしか返せないんです。
②古文単語
もう何回目やねんって感じやけど、とにかく近年のセンター古文は単語力が何より大事。
古文を勉強する時間が無くても、単語帳だけには目を通し、古文単語が頭から抜けないようにしておいてほしい。
③漢字
今週は書き取りCの361~480です。
④『古文上達 基礎編-読解と演習45』(Z会)
今週は43~45です。
この問題集ももうすぐ終わりですね。みんなの苦手な和歌、少しは全体像がつかめたかな?
先週も言ったけど、「掛詞って何?」「序詞って何?」っていう概念的な理解が大切です。ときどき運悪く難しい問題が出ることもあるけど、たいていの場合センターの和歌の問題はそんなに難しくないんです。
この問題集で、修辞法がどういうものかっていうことを頭に入れていればすごく有利になるよ!
プラスα課題
①古典文法
国語が大事ドットコムでは、古典文法の動画授業を公開中。
うえの
文法が怪しい人は早急に対策が必要なので、スキマ時間にこの動画講座を見て一刻も早く対策してください!
[kanrenc id=”508″]②『ステップアップノート10-漢文句形ドリルと演習』(河合出版)
二次試験に漢文が必要な人はやっておきましょう。
③『入試現代文へのアクセス‐基本編』(河合出版)
私が一番おススメする現代文の問題集です。
本文そのものの読み方と、評論文読解に必要な知識を同時に学べる良書。
この『アクセス』のすすめ方についての記事はコチラです。
[kanrenc id=”5910″]うえの
今週の雑談
わたし、実は野球見るのけっこう好きなんです。それも高校野球が大好き!ひとたび見てしまうとテレビの前から動けなくなってしまうから、かなり自粛しているけど今年もついつい何試合か見てしまった。
印象に残っているのは、月曜日(8/6)にあった高知商業VS山梨学院の試合。ものすごい乱打戦で、逆転に告ぐ逆転の手に汗握る試合だったんですが、勝ったのは高知商業。スコアは14対12でした。
けっこう色んなドラマがあった試合なんだけど、特に印象に残っているのはピッチャーの北代くんと主将の山中くんです。
ピッチャー北代くんは、完投したものの12失点。完投勝利選手としては史上最多失点なのだとか。最初は高知商業が優勢だったんだけど、一気に6点差を逆転されてしまって大ピンチに。
その時は素人目にも焦っているな、イラついているなというのが分かったんですが、後半になるにつれ、打たれてもマウンドで笑顔を見せるようになったんです。
最初は正直、「いやいや、笑ろてる場合ちゃうで」って思ってしまったけど、勝利後のインタビューで、「自分が打たれても仲間が絶対とりかえしてくれるって分かっていたから安心して投げられた」って。
もちろん全力を出してないはずないんです。高知には超強豪の明徳義塾がいて、それを制して甲子園に来たわけだから。
それでも仲間を信じて最後まで投げ抜いたのと、最後までピッチャーを変えなかった監督さんに私は敬意を表したい。
高知商業の監督さんがピッチャーを変えなかったことには、批判もかなりあるみたいなんだけど、これも試合後に「勝利のマウンドには絶対に北代にいてほしいと思った」という言葉を聞いて、個人的には教育者として立派な方だなって思いました。
野球の技術的な話や彼の肩のためには変えた方がよかったのかもしれないけど、高知商業のチームの勝利のストーリーには彼が必要だったんでしょう。
史上最多得点の完投勝利投手っていうのは、ピッチャーとしてはあまり名誉なことではないかもしれないけど、チームメイトを信じて、自分を信じて最後まで投げ抜いた姿勢にとっても感動しました。
あと、主将の山中くん。彼はナインではなく3塁のコーチャーです。山中くんは、生まれつき右手の指が日本しかないのだそう。
高校に入って、レギュラーになれず思い悩むこともあったようだけど、人一倍努力家でチームメイトの信頼も厚く、満場一致で主将に選ばれたのだとか。
「試合には出たいけど、まずは三塁コーチとしていい判断をして、勝利に貢献したい。自分も障害を持つ人たちの励みになれたら」と語る姿には、立派な主将の貫禄がありました。
あぁ、本当にどんな高校にもドラマがある。熱闘甲子園だけにしようと思うけど、一度見てしまうと試合が終わるまでやめられないんよ。
そしてなぜかビールを飲んでしまうんよ。普段はビール、あんまり飲まないのに!!これ何でなんですかね?
あと、スタンドで可愛いチアの女子がカメラに抜かれると、妙にときめいてしまうのも何でなんでしょう?