本日は寒い中、高等進学塾天王寺校で行われましたガイダンスにご参加いただき、ありがとうございました。
こちらの記事では、本日のガイダンスで私がお話しした内容をまとめています。
また、ガイダンスで紹介した参考書の詳細についても載せていますので、目を通していただいて今後の勉強の参考にしてください。
うえの
今年のセンター試験
難易度など
2018年のセンター試験が終わり、大学入試センターから平均点などの発表が行われました。
今年のセンター試験の平均点は104.68点。110点は切ると予想していたのですが、思っていたより低い結果となりました。
受験生の話を聞いていると、小説と漢文で失点した生徒が多かったように思います。
小説は分からないでもなかったのですが、漢文は簡単だったので、私としても非常に残念でした。
[kanrenc id=”3575″]対策
高得点をとるためには、やはり古典分野の早期完成、これにつきると思います。
近年、古文は比較的易しい問題が多く、国語に苦戦した受験生たちも、古文に関してはしっかり得点できている子が多かったです。
古文や漢文を安定させ、現代文にしっかり時間を回す。これがセンター国語の鉄則です。
今、何点あればいい?
高2生のみなさんの中には、センター同日模試を受験した人も多いと思います。
センター同日模試で140点を超えていた人は、ひとまず安心してもいいでしょう。
140点を下回っていた人、早急に対策が必要です。特に医学部志望の人は、センター国語でしくじると出願校を変更しなければならなくなることも…。
[kanrenc id=”60″]今やるべきこと【必須】
高2生のみなさんが、3年生になるまでに絶対にやっておかなければならないことは以下の4つです。
- 古文単語
- 古典文法
- 漢文句形
- 古文読解の基礎演習
しっかり復習して頭の中に定着している人はとばしてOKです。
うえの
したがって文系・理系共通の内容になります。
また、二次試験で国語が必要な人も、まずこの内容を優先して終わらせてください。
うえの
①古文単語
これは前回の11月のガイダンス時にもお話ししましたし、月イチ国語道場でも毎回テストをしたので、1周はしたはずです。
ただ1周したくらいでは人間はすぐに忘れてしまうので、何度も繰り返してしっかり記憶を定着させてください。
言わずもがなですが、単語力がないと本文の内容が理解できません。
古文単語の学習がまだの人は、次の記事を読んでおいてください。今使ってほしい単語帳とその使い方について詳しく説明しています。
[kanrenc id=”2350″]➁古典文法
古典文法についても、①で説明した古文単語と同様、すでに学習済みの人が多いと思いますが、念のために。
この記事に、上の参考書とその使い方をまとめていますので、古典文法に不安のある人は必ず目を通しておいてください。
うえの
③漢文句形
①の古文単語と②の古典文法に比べ、漢文句形はあやふやな人が多いです。
先述したように、今年のセンター試験は漢文に苦戦した生徒がたくさんいました。
また京都大学でも、二次試験の古文の問題の中で漢文の知識を問う問題が2年連続で出題されています。
[kanrenc id=”435″]なので、月イチ国語道場を受けた人も、もういちどこの参考書をひと通り見直しておこう。
3月に入ると、「高2センター国語」の授業も漢文に入ります。
そこで独学では習得できない漢文読解のコツを、しっかりと学んでもらおうと思っているのですが、そのためにも漢文句形の知識は不可欠です。
漢文のおススメ参考書についてはコチラの記事にまとめていますので、しっかり勉強しておいてね。
[kanrenc id=”3699″]うえの
古文読解の基礎演習
この問題集は古文道場を受講して効率的に演習することをおすすめします。
プラスαでやるとよいこと
これから説明することは、あくまでも上で説明した「今やるべきこと【必須】」の4つが終わって、余裕のある人だけ取り組んでください。
現代文
現代文に関しても、苦手意識の強い人は対策を始めていくべきでしょう。
この時期にやっておいてほしい参考書について説明しています。ぜひ読んで見てください。
[kanrenc id=”3632″]古文読解の演習
月イチ国語道場の復習用教材としても紹介しましたが、こちらの参考書です。
この問題集はすべて終わらせるのには少し時間がかかると思います。
全部で45の項目に分かれているのですが、3月中に11までを終わらせておいてくれたらOKです。
プロジェクト41のお知らせ
国語が大事ドットコムでは、4月1日より、センター試験まで41週間のカウントダウン形式でその週にしておくべき勉強内容を更新しています。
うえの
4月1日までに、上記で紹介した内容を(特に【必須】の内容は絶対に!!)終わらせておいてください。その前提でプロジェクト41はスタートします。
開講講座のご案内
高等進学塾天王寺校で開講される講座についてご説明します。
センター試験のみで国語が必要
春期講習
先述した「古文道場」を受講してください。
1学期
毎週火曜(19:45~21:15)に開講される「センター古文漢文」をご受講ください。
1学期の「センター古文漢文」では、センター試験に頻出の古文常識や漢文における主張のとり方について学んでいきます。
古文常識は単語や文法と違って独学での習得が難しく、またそれを知らなければ正解が選べないという受験生泣かせのテーマ。本講座では、問題演習を通して、センターに出題される古文常識を効率的に学習します。
また漢文においては、本文の主張を正しく理解できるかがポイントです。何パターンかある漢文の主張のあらわれ方について学び、どんな漢文でも読める力を養うことが目的です。
東大志望者
春期講習
春期講習では、「東大古文漢文」を受講してください。この講座では、東大特有の簡潔な答案のまとめ方を徹底して練習します。
東大志望者の人は、早い時期に東大で求められる答案の形式を知っておくのがベター。
1学期
高3の1学期になると、「東大古文漢文」が開講されます。
天王寺校は、毎週水曜日19:45~21:15です。
うえの
京大志望の人
春期講習
春期講習では、「京大古文」を受講してください。
この講座では、京大特有の具体的な答案のまとめ方を徹底して練習します。
1学期
高3の1学期になると、「京大古文」が開講されます。天王寺校は、毎週火曜日18:00~19:30です。
うえの
「東大古文漢文」、「京大古文」を受講するメリットは次の通り。
- 質疑応答型で行うため、考える力と発想力がつく。
- テストゼミで瞬発力を鍛えられる
- 添削指導により得点力を伸ばすことができる
「東大古文漢文」と「京大古文」では、私の方から生徒の皆さんにかなり積極的に発問します。
実際に入試の時も、私がみなさんに質問するように、自分で自分に問いかけて答えを導いていってほしいからです。
東大や京大などの超難関大学は、単なる暗記で乗り切れるものではありません。しっかりと発想力を鍛えて、知識とからめて答案を書かなければならないのです。
一人ひとりの答案に目を通し、修正すべき点をフォローしていくよ。 もちろん直前期は、過去問も添削します! うえの 「京大古文」クラスの受講をおすすめしています。 「センター」対策クラスの受講をおすすめしています。 個別にご相談を承ります。 お手数ですが、LINEかメールでお問い合わせください。 うえの 4月22日(日)に1日完結「漢文道場」の開講が決定しました。 うえの 長い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。 記事中でもお伝えしましたが、4月以降は毎週日曜日に今すべきことを更新していきます。 また随時、受験の情報や国語の勉強内容について、特に今年は小論文のことについても記事を更新しようと思っているので、ぜひ当ブログにあそびに来てくださいね。 今日のガイダンスの内容や今後の受験勉強のことについて、ご質問がある方は、LINEかメールで遠慮なくお問い合わせください。 メールはたまに送受信のトラブルがあるので、なるべくLINEでおねがいします。 LINEでのお問い合わせは下の「友だち追加」のボタンをクリックし、ブログをLINEに追加していただいて、普通のLINEと同じようにメッセージを送ってください。とってもカンタンです。 質問内容や連絡先が他の人に知られることはありませんので、安心してくださいね。 うえの メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ。 志望校合格をつかむその日まで、一緒にがんばりましょう!阪大文系学部志望の人
神大文系学部志望の人
その他の大学志望で二次試験で国語が必要な人
漢文道場
最後に
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