いよいよ11月になってしまいましたー。こないだお盆のお墓参り行ったとこやのに…。そろそろ街じゅうがキラキラし出して、クリスマスソングとか流れるんやろうな。
でも、みんなは国語が大事ドットコム!キラキラよりもワビサビ!
今週もがんばって国語を勉強しましょう。
今週のゐんすた古文
今日は重要単語「かち」です。ではまずクイズからどうぞ!
「かち」ですよ。ガチじゃないよ!
これは知識一発問題でよく出る。知らんかったら終わるから絶対に覚えておいてね。
今年はホノルルマラソンだけでなく、いろんなイベントが中止になってしまって寂しいね。早く世界が元通りになってほしい。
今週の課題
- センター試験過去問-2018年追試験古文『鳥辺山物語』
- センター試験過去問-2018年追氏験漢文『日知録』
- 『読んで見て覚える重要古文単語315』(桐原書店)第2章
- 『入試漢字マスター一八〇〇+』(河合出版)の第1章書き取りBの1~216
①②センター試験過去問
今週は2018年度の追試験です。
いよいよセンターの過去問も残すところわずかになってきた。今月は模試でみんな忙しいかもしれないけど、週に1題くらいは共通テスト対策に過去問演習をしておいてね。
③古文単語
今週は第2章。この単語帳を隅から隅まで完璧にすれば、それだけで古文を読むのがだいぶ楽になるよ。反復することで記憶は定着するから、がんばって!
④漢字
今週は第1章 書き取りBの1~216です。
今週の雑談
ある日の昼下がり、添削をしようとスタバにやってきた私。
すると私の隣に超絶イケメン外国人がsit doooooooown!!!!!
はい、あなたはこの中で一番スタバが似合う人でーす。今からMac出して仕事してください、って思って見てたら、何と彼が取り出したのは漢字ドリル!
何このギャップ萌え。そんなにイケメンなのに、漢字ドリルで日本語勉強してくれるんですか?ありがとう、ありがとう。
気になってチラチラ見てると、彼が練習している漢字ドリルのページが目に飛び込んできた。
そこに書いてあったのは、
「大きな犬」
「大きな犬」と丁寧な筆運びで何度も綴る彼。何でしょう、いろんな感情があふれてきて尊い。
次のページをめくると、
「大きな犬の首は太い」
そうね、大きな犬だもの、間違いなく首は太いよね…って
「大」 「犬」 「太」
確かにややこしいな。そんなん考えたことなかったけど、めっちゃ字似てるやん!
我々日本人も最近はパソコンと携帯ばっかり使うから漢字が書けなくなってきて、私も板書する時にめっちゃ焦ったりするけど、確かに海外の人からしたら漢字ってほんまに難しいやろうなぁ。
私にも何人か日本語を勉強している海外の友だちや知り合いがいますが、みんな一様に漢字に苦戦しています。字体が違うせいか、中国出身の子でさえも。
そうそう、みんな言うのが「書き順」が覚えられないってこと。
それを聞いて、「書き順なんか日本人でもみんな適当やで、ちゃんと書いた字が合ってたらいいやん」と答えていたのですが、語学学校では書き順も細かく指導されるのだとか。
何でこんな話をしたのかというと、その彼「犬」とか「太」を書く時に「、」から書くねん。「犬」だと右上の「、」、「太」だと真ん中の「、」から。
確かに「、」の位置が重要やから気持ちはめっちゃ分かるんやけど、日本人としてはそこから書かれると確かに違和感を感じてしまうよね。
だから語学学校で書き順が大事だと教えるのも分かるなぁと思って、いい加減なアドバイスをしちゃった自分を猛省したわ。
スタバの彼がどこの国の人かは分からないけど、見た目から彼の母国語は日本語とかけ離れたものであることは確か。
そんな遠い国からやってきた彼が、昼下がりのスタバで漢字の練習を一生懸命にする姿に心洗われるような気持ちになった、ある日の午後のお話でした。