【共通テスト国語】試験当日の3つの心得!

この記事では受験生のみなさんに、共通テストで国語を受ける前日・当日・終了後の心得を伝えておきたいと思います。

前日の心得

温度調節しやすい格好で

当日の天気はもちろんのこと、会場の空調なんかは予測しきれないもの。だからカーディガンとか脱ぎ着しやすいものを持って行っておいた方がいいよ。

今めっちゃ寒波が押し寄せてるから防寒にばっかり気が向きがちだけど、暖房が直撃する場所だったり、緊張してのぼせてしまったりと暑く感じてしまう可能性もあります

暑くても寒くても対応できるように、脱ぎ着しやすい服を準備しましょう。

文字がプリントされている服はNG!

これ、意外と知らない人が多いんですが、文字がプリントされている服って脱ぐように指示されるんです。

制服で行く人は気にしなくてもOKですが、私服で会場に行く人は気を付けて。

英字がプリントされている服って意外と多いからね。

うえの

簡単に食べられるものを持っていこう

おにぎりとか、チョコとかパパッと口に入れられるものを持って行っておくことをおすすめします。

これは本当に人によるけど、当日お弁当食べられなかったっていう人はけっこういます。

食べる時間は全然あるねんけど、なんか食欲が出なくて食べる気にならなかったらしい。

別に1日くらいお昼抜いたところでどうってことはないねんけど、おにぎりとかなら参考書見ながらでも食べられるので、おすすめだよ。

前日眠れなくても焦らないで

1日くらい寝られなくたって、何の心配もありません。人間は横になっているだけでも休息できています。

あと、前日緊張して寝られなかった人が、試験本番で急に緊張がとけて眠くなる、なんてことも絶対にないので安心して。

眠くならない時は、お布団の中で目を閉じていればOKです。

うえの

当日の心得

時間配分

センター国語で失点してしまった原因、不動の第1位は、時間配分の失敗でした。

それは共通テストになっても同じこと。なのでとにかく時間配分に気を付けてください。

時間配分を失敗してしまう理由は、1番最初に解く問題にあります

当日の心得①
1番最初に解く問題は、20分以内で解く!

当たり前なんやけど、当日はめちゃくちゃ緊張するねんな。

文章の内容が頭に入って来なかったり、普段より選択肢きるのに時間がかかってしまうかもしれない。

そうなっちゃうと、ついつい目の前の1問を捨てきれなくて、時間を延長してしまうんです。

頭では「20分で解かないと」って分かっていてもね。

時間配分やらかしちゃう子は、最初の問題で30分とか35分とかかけてしまうケースが圧倒的に多いねん。

うえの

もう一度くり返すけど、とにかく1番最初に解く問題は20分で終わらせること。

最初の問題で時間をオーバーしちゃうと、後の文章をずっと焦って読まないといけなくなるからね。

受験生くん

20分経っても問題がまだ解き終わらない時は、途中で解くのをやめて次の問題に行った方がいいんですか?

とりあえず、これって答えを決めて、マークをしてから次に行きましょう。

時間が余れば、戻ってきたらいいから!

注意

くれぐれも、そこだけ答えを出さずに飛ばすというのはやめること。

あとで戻ってくる時間が無い可能性もあるし、飛ばすとマークミスの原因になるからです。

もし20分以内に解ききれなくて次の問題に行くときは、問題冊子に次のようにはっきり目印をつけとこう。

ポイント
  1. 確実に違うと思ったものには✖
  2. とりあえず(カンでも適当でもいいいから)答えを出して、マークする
  3. 迷ったものは特に分かるように目印をつけておく
  4. 後で時間があれば戻って再度考える。ただし①で✖にした選択肢はもう見ない

マークミスを防ぐために

これは国語に限ったことではありませんが、マーク式の試験においては当然のことながらマークミスは命取りになります。

点数が下がるだけじゃなくって、自分の点数が分からなくなるから出願する時にとっても困るよ。

国語は問題冊子のページ数が多いし、1つの設問で答えを2つ選ばせるものがあったりするから、マークミスしやすい科目です。

大問ごとにマークをするようにしましょう。例えば古文を解いたら、古文のマークをしてから次の大問に、という感じです。

もちろん、設問を解くたびにマークするのもいいんだけど、よくあるのが、1問だけマークシートに転記し忘れて、そこからマークがずれていく、という事故。

なので、大問ごとにマークを確認しておくのがベストです。

最後に全問題のマークを確認する時間はないかもしれないよ。

その場合マークミスしてないかなって不安が残ってしまうので、やっぱり大問ごとに確認しておくのがいいね。

当日の心得②

マークシートへの転記は、大問ごとに確認すること。

選択肢が切れない時は

受験生くん

選択肢③か④かどっちやろ、どっちも合ってる気がする…

この場合、選択肢のキズ(=間違っているところ)を探そうと必死になって、時間を消費してしまうんですよね。

対処法としては、消去法ではなく積極法で考えること

当日の心得③
選択肢のキズ(=間違っているところ)が見つけられない場合は、どちらがよりベターかを考えること。
特に古文では、どちらがより直訳に近いか、という風に考えるといいよ!

うえの

試験中は絶対に目標点を意識しない

それは、試験の当日は「何割取ろう」と意識しないこと。

特に医学部志望者の人に多いのですが、8割9割なんて絶対意識したらあかんで。

共通テストはセンター試験以上に文章の量が長くなったり、資料の読み込みが必要だったりと、処理しないといけない情報の量が多くなる可能性もあります。

そうなると、いかに解けない問題を捨てるかが大事になってきます。

国語は満点を狙うものではなく、失点を極力防がなければいけない教科。

古文で満点取るぞって思っていても、今年は古文が難しいかもしれない。自分の想定したとおりにはいかないものです。

「古文むずっ!」

そう思ったら、さっさと切り上げて現代文・漢文で挽回しよう。その切り替えが本当に大事です。

終了後の心得

2日目が終わるまで自己採点は絶対にしない!!

2日間ある共通テストのうち、国語は1日目です。

2日間の試験がすべて終わるまで、絶対に答え合わせはしないでください!

手ごたえが悪かった時ほど、答え合わせしたくなる衝動に駆られるんやけど、そこは我慢。

試験終了後の心得
答え合わせは2日目も全部終わってからすること。

受験生のみんなは、共通テストに向けていっぱいいっぱい努力を重ねてきたと思います。

その成果をすべて出し切ってほしいので、この話は必ず心にとめておいてくださいね。

共通テストはあくまで通過点

共通テストはあくまで通過点です。もちろん大事な大事な通過点だから、みんなには自分史上最高の結果を残してほしい。

でも、共通テストが終わった後もみんなの受験はまだまだ続きます。共通テストの結果が良くても気を抜いては行けないし、思った結果が出なくても絶望する必要は全くないで。

緊張するのは当たり前。それだけ頑張ってきたということです。

もう一度言いますが、共通テストはあくまで通過点。淡々と受けて来てくださいね。