本記事では大学受験のための古文の勉強法を記しています。市販のおススメ教材もたくさん紹介しているので、参考にしてみてね。
まずは古典文法と古文単語から
古文に限定せず大学受験の国語の勉強を始める時に、まずどこから始める?と聞かれたら、迷わず私は古典文法と古文単語から、そう答えます。
中でも、古典文法は範囲が限られていて集中的に勉強するのに適しているから、まずは古典文法から先に始めることをおススメするよ。
古典文法の勉強法
おススメの参考書は、間違いなく絶対にコレ!共通テストも私立大学も国公立の二次試験もこの1冊でOKです。

これを1冊やったら、あとの細かいことは文章の読解を通じて学んでいった方がいい。文章と文法を切り離して細かく掘り下げて学習するのには限界があるからね。
また、国語が大事ドットコムでは文法の動画授業をYouTubeで公開しています。
どうしても参考書だと途中で挫折してしまうって言う人、さっと動画だけを見てひと通り体系的に古典文法を頭に入れておくだけでもだいぶ違うよ。

古文単語の勉強法
受験生くん
そうお悩みの受験生が山のようにいると思います。古文単語の勉強方法についてまとめたので読んで見てね。

そして古文単語の暗記に欠かせないアイテム!それは単語帳。ポイントはダブル使いにあります。
単語帳1

古文単語の厄介なところって、1つの単語にたくさんの意味があるっていう点だと思うんだけど、この単語帳では多義語を覚えて行く上でとっても重要な、古文単語が持つ語感的なイメージをしっかり説明してくれています。
欠点は収録語彙数がやや少ないので、特に私立大学や国公立の二次試験をこれ1冊で、というのは心もとないんだけど、急がば回れでこの単語帳をまず2・3周してから次の単語帳2に進む方が絶対にいい!
単語帳2
『マドンナ古文単語230』が終わった後の単語帳として、私が生徒のみんなにすすめているのはコレ!

かなりかなりおススメの単語帳です。大学受験の古文単語帳は個人的にはこれ1択!
記事には具体的な進め方のタイムスケジュールなんかも書いているからぜひ読んで見てね。
古文読解
古典文法と古文単語の学習に一通り目途がついたら読解に取り組みましょう。
おススメ問題集
ハッキリ言って古文の読解は独学が難しいです。でもそう言ってしまうと話が終わってしまうので、1冊古文読解の独学に最適な問題集を紹介するね。
問題集1

この問題集は、文法と単語の復習も併せてできるようになっているところがとてもイイ!
古文常識や文学史についても欄外に情報をしっかりまとめてくれているから、これを1冊終わらせるとかなり力も知識もつくと思うよ。
問題集2

この問題集もとってもおススメです。「マーク式」というタイトルがついているけど、国公立大の二次試験で古文が必要な人も、共通テストは受けなきゃいけない訳だからこの問題集を演習する価値は十分にあります。
私大志望の人も、問題の8割以上は選択肢式。私大入試の対策としてもとても良い問題集だよ。
問題集3

二次試験で古文が必要な人におススメの問題集です。私大志望者や二次で古文が必要ない人はやらなくて大丈夫!
古文読解のコツ
あと、入試と学校の定期テストの何が違うって、初見の文章を読まないといけないっていうところ。初見の文章を読んで、内容を正確に理解するって本当に骨が折れる…。この記事には、古文の文章を読む上でのコツをまとめています。

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古文常識
あともう1点、古文を読む上で欠かせないのが古文常識。「古文の常識=現代の非常」なので、古文の世界に生きた人々がどんな価値観を持っていたのかをしっかり学ぶ必要があります。

古文常識もなかなか独学で勉強しにくいものなのですが、上の記事で特に重要なものについてまとめているので、一度読んでみてください。